最新記事

英王室

エリザベス女王、カミラ夫人に「王妃」の称号希望 即位70周年で表明

2022年2月7日(月)11時45分
英国のエリザベス女王(写真中央)とチャールズ皇太子のカミラ夫人(同左)

英国のエリザベス女王(写真中央)は、6日に即位70周年を迎えるのに合わせて声明を公表し、チャールズ皇太子が国王に即位した場合、妻のカミラ夫人(同左)に王妃の称号を与えられることを望んでいるという考えを示した。ロンドンで2019年10月撮影(2022年 ロイター/Hannah McKay)

英国のエリザベス女王は、6日に即位70周年を迎えるのに合わせて声明を公表し、チャールズ皇太子が国王に即位した場合、妻のカミラ夫人に王妃の称号を与えられることを望んでいるという考えを示した。

女王は「その時が来れば、カミラがクイーン・コンソート(国王の妻としての女王)として知られ、彼女自身の忠実な奉仕を続けてくれることが心からの願いです」と記した。

カミラ夫人は皇太子の長年の恋人とされ、2005年に皇太子と結婚。皇太子の最初の妻であるダイアナ妃が1997年に事故死した後、タブロイド紙の標的とされることも多かった。

今回の女王の対応は、カミラ夫人の王室における地位がより広く受け入れられていることを示している。

チャールズ皇太子は6日、女王の見解表明に感謝の意を表し「私たちは母の願いが表す名誉を深く自覚している」などと述べた。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2022トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・まもなくエリザベス女王在位70年に 祝賀ムードに影さす王室人気の低下
・最も働く英王室メンバーは、ウィリアム王子でも女王でもチャールズ皇太子でもない
・キャサリン妃の服装は、メーガン妃の「丸パクリ」!? 英王室ファンが熱い論争
・メーガン・マークル、今度は「抱っこの仕方」に総ツッコミ 「赤ちゃん大丈夫?」「あり得ない」


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イスラエル首相、戦時内閣を解散=当局者

ワールド

中国、EU産豚肉の反ダンピング調査開始

ワールド

プーチン氏、19日からベトナム訪問 武器や決済など

ワールド

アングル:仏財政危機への懸念高まる、市場は英トラス
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:姿なき侵略者 中国
特集:姿なき侵略者 中国
2024年6月18日号(6/11発売)

アメリカの「裏庭」カリブ海のリゾート地やニューヨークで影響力工作を拡大する中国の深謀遠慮

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    この「自爆ドローンでロシア軍撃破の瞬間」映像が「珍しい」とされる理由

  • 2

    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開するシーン」が公開される インドネシア

  • 3

    FRBの利下げ開始は後ずれしない~円安局面は終焉へ~

  • 4

    顔も服も「若かりし頃のマドンナ」そのもの...マドン…

  • 5

    森に潜んだロシア部隊を発見、HIMARS精密攻撃で大爆…

  • 6

    水上スキーに巨大サメが繰り返し「体当たり」の恐怖…

  • 7

    なぜ日本語は漢字を捨てなかったのか?...『万葉集』…

  • 8

    中国経済がはまる「日本型デフレ」の泥沼...消費心理…

  • 9

    米フロリダ州で「サメの襲撃が相次ぎ」15歳少女ら3名…

  • 10

    米モデル、娘との水着ツーショット写真が「性的すぎ…

  • 1

    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開するシーン」が公開される インドネシア

  • 2

    接近戦で「蜂の巣状態」に...ブラッドレー歩兵戦闘車の猛攻で、ロシア兵が装甲車から「転げ落ちる」瞬間

  • 3

    早期定年を迎える自衛官「まだまだやれると思っていた...」55歳退官で年収750万円が200万円に激減の現実

  • 4

    米フロリダ州で「サメの襲撃が相次ぎ」15歳少女ら3名…

  • 5

    毎日1分間「体幹をしぼるだけ」で、脂肪を燃やして「…

  • 6

    この「自爆ドローンでロシア軍撃破の瞬間」映像が「…

  • 7

    カカオに新たな可能性、血糖値の上昇を抑える「チョ…

  • 8

    「クマvsワニ」を川で激撮...衝撃の対決シーンも一瞬…

  • 9

    認知症の予防や脳の老化防止に効果的な食材は何か...…

  • 10

    堅い「甲羅」がご自慢のロシア亀戦車...兵士の「うっ…

  • 1

    ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕の映像が話題に

  • 2

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 3

    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開するシーン」が公開される インドネシア

  • 4

    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「…

  • 5

    「世界最年少の王妃」ブータンのジェツン・ペマ王妃が…

  • 6

    接近戦で「蜂の巣状態」に...ブラッドレー歩兵戦闘車…

  • 7

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々…

  • 8

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃の「マタニティ姿」が美しす…

  • 9

    早期定年を迎える自衛官「まだまだやれると思ってい…

  • 10

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中