最新記事
ネットで話題

ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕の映像が話題に

Las Vegas 'Aliens' Video: What We Know

2024年6月4日(火)13時00分
トム・ノートン
(写真はイメージです) Brian McMahon`-Unsplash

(写真はイメージです) Brian McMahon`-Unsplash

<昨年、ラスベガスの裏庭で目撃された2体の「宇宙人」とされる映像について、専門家が証拠の検証を呼びかけている>

ラスベガスの住宅の裏庭で昨年目撃された2体の「宇宙人」とされる映像をめぐり、専門家が写真解析や科学捜査のエキスパートに対し、証拠を検証してほしいと呼びかけている。

問題の動画は2023年6月にユーチューブに掲載された。報道によると、投稿したのはラスベガスに住む10代の少年エンジェル・ケンモア。同年5月に自宅の裏庭で遭遇した宇宙人を記録したと話している。報道を受けて動画は広く共有され、100万回以上も再生された。

【動画】ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕の映像が話題に

それからほぼ1年後。事件現場再現の専門家スコット・ロダーが、ケンモアの動画は本物だと視聴者に語り、その根拠とする主張への反論や反証を専門家に促した。

動画に映っていたもの

ケンモアが昨年投稿した動画は、初歩的なツールを使ってスローモーションで再生しても、簡単には見分けられない。ケンモアは、宇宙人との遭遇の前に緑色の光が空から降ってきたと証言。その場面と思われる光景を、警官のボディカメラがとらえていた。

当時16歳だったケンモアは、動画の中で「裏庭で唯一見えたのは、身長がだいたい8~10フィートくらいの背が高くてすごく細い生き物だった。お父さんを呼ぶと、彼も裏庭に出てきて同じものを見た。僕が見たのと同じ生き物だった」と語っている。

「お父さんは家に入りなさいと僕に言った。この時には全員が、僕も家族も震え上がっていた。これがその時の映像で、僕たちは裏庭にいた。見てほしい。カメラではあまりよく見えないけれど、確かにそこにいる」

ケンモアによると、宇宙人は「長身のひょろ長い生き物」で、「灰色の緑がかった色」をしていた。「奇妙な足、大きな顔と目、大きな口が見えて、大きくて深い呼吸音が聞こえた。おなかが動くのが見えた」という。

本誌は2023年6月にこのニュースを伝えていた。一家は警察に行き、自分たちが見たというものを説明しようとした。家族の1人は「大きな生き物、身長10フィート」と表現している。

ラスベガス警察の警官が、明るい光を同僚が目撃したと伝えたところ、一家4人のうち2人が夜空に同じものを見たと証言した。

ボディカメラの映像に映った警官は、夜空で異常に明るい光が見えなかったかとドライバーに尋ね、「本当に馬鹿みたいな質問」に聞こえるが、と付け加えていた。

ラスベガスのテレビ局KLASによると、警察の捜査でも真相を突き止めることはできず、この2つの出来事が関係しているのかどうかも分からなかった。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

英中銀が金利据え置き、量的引き締めペース縮小 長期

ワールド

ガザ全域で通信遮断、イスラエル軍の地上作戦拡大の兆

ワールド

トランプ氏、プーチン氏に「失望」 英首相とウクライ

ワールド

インフレ対応で経済成長を意図的に抑制、景気後退は遠
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の物体」にSNS大爆笑、「深海魚」説に「カニ」説も?
  • 2
    燃え上がる「ロシア最大級の製油所」...ウクライナ軍、夜間に大規模ドローン攻撃 国境から約1300キロ
  • 3
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ」感染爆発に対抗できる「100年前に忘れられた」治療法とは?
  • 4
    「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    アジア作品に日本人はいない? 伊坂幸太郎原作『ブ…
  • 7
    中国山東省の住民が、「軍のミサイルが謎の物体を撃…
  • 8
    ケージを掃除中の飼い主にジャーマンシェパードがま…
  • 9
    中国経済をむしばむ「内巻」現象とは?
  • 10
    「ゾンビに襲われてるのかと...」荒野で車が立ち往生…
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 3
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる」飲み物はどれ?
  • 4
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 5
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 6
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の…
  • 10
    電車内で「ウクライナ難民の女性」が襲われた驚愕シ…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 9
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 10
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中