zzzzz

書籍の「作り手」である出版社の担当者たちが、いま読者にイチオシする本(23年2月)

2023年2月15日(水)18時40分
flier編集部

期待より、希望を持とう。

期待より、希望を持とう。
 著者:中谷彰宏
 出版社:自由国民社
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

新型コロナウイルスの蔓延、ウクライナショック、円安ショックなど、

われわれの外部環境は激変し、不安感を持つ方も多いのではないでしょうか?

負の感情はとくに人心に残りやすく、影響をあたえます。

そんな時、どうすればわれわれは前に進むことができるのか、

中谷彰宏先生が不安に打ち勝つ重要な考えをドリル形式で表現してくれました。

この冬、1日1ページずつめくっていき、楽しんでください。

言葉の強さ・温かさを感じて、新しい年を期待をもって過ごしましょう。
(自由国民社編集部・三田智朗)

大学教授がマッチングアプリに挑戦してみたら

大学教授がマッチングアプリに挑戦してみたら、経営学から経済学、マーケティングまで学べた件について。
 著者:高橋勅徳
 出版社:クロスメディア・パブリッシング
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

20〜30代の男女の約3割が、マッチングアプリで出会いを求めていると言われる昨今。そんなマッチングアプリですが、その仕組みには、ビジネスの教養がたくさん詰まっているのでした。

言ってしまえば、婚活&マッチングアプリは、自らを「価値のある商品」として売り込む行為。その攻略にマーケティングや経営戦略的な思考が必要なのは必然かもしれません。

たとえば、アプリ上のあなたのプロフィール、それは商品のランディングページのようなもの。あなたのプロフィールは「カートに入れる(いいねをもらう)」に値する内容になっているでしょうか? どういった情報を盛り込むべきか、これにはマーケティング的な視点が重要になります。

本書では、東京都立大学で経営学を専門に研究されている高橋勅徳(たかはし・みさのり)准教授が、実際にフィールドワークとしてマッチングアプリに挑戦し、そこに内包されたビジネス教養をわかりやすく解説しています。ジャンルとしては、マーケティングから行動経済学、経営戦略、社会学まで幅広くカバーしました。

アプリを通じてビジネス教養を学んでいると思いきや、婚活の攻略法も手に入る。そんな一石二鳥(一冊二鳥?)な本書をぜひ読んでみてください。
(クロスメディア・パブリッシング編集部 山本豊和)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:アルゼンチン止まらぬ物価高、隣国の町もゴ

ビジネス

アングル:肥満症薬に熱視線、30年代初頭までに世界

ワールド

イスラエル、新休戦案を提示 米大統領が発表 ハマス

ビジネス

米国株式市場=ダウ急反発、574ドル高 インフレ指
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:イラン大統領墜落死の衝撃
特集:イラン大統領墜落死の衝撃
2024年6月 4日号(5/28発売)

強硬派・ライシ大統領の突然の死はイスラム神権政治と中東の戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「回避」してロシア黒海艦隊に突撃する緊迫の瞬間

  • 2

    ロシアT-90戦車を大破させたウクライナ軍ドローン「精密」特攻...戦車の「弱点」を正確に撃破

  • 3

    ヘンリー王子とメーガン妃の「ナイジェリア旅行」...痛すぎる教訓とは?

  • 4

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 5

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

  • 6

    米女性の「日焼け」の形に、米ネットユーザーが大騒…

  • 7

    ウクライナ「水上ドローン」が、ロシア黒海艦隊の「…

  • 8

    1日のうち「立つ」と「座る」どっちが多いと健康的?…

  • 9

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 10

    「同性婚を認めると結婚制度が壊れる」は嘘、なんと…

  • 1

    自爆ドローンが、ロシア兵に「突撃」する瞬間映像をウクライナが公開...シャベルで応戦するも避けきれず

  • 2

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発」で吹き飛ばされる...ウクライナが動画を公開

  • 3

    中国海軍「ドローン専用空母」が革命的すぎる...ゲームチェンジャーに?

  • 4

    ハイマースに次ぐウクライナ軍の強い味方、長射程で…

  • 5

    「なぜ彼と結婚したか分かるでしょ?」...メーガン妃…

  • 6

    仕事量も給料も減らさない「週4勤務」移行、アメリカ…

  • 7

    都知事選の候補者は東京の2つの課題から逃げるな

  • 8

    少子化が深刻化しているのは、もしかしてこれも理由?

  • 9

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 10

    カミラ王妃が「メーガン妃の結婚」について語ったこ…

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 3

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などできない理由

  • 4

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 5

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 6

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 7

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

  • 8

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 9

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋…

  • 10

    自爆ドローンが、ロシア兵に「突撃」する瞬間映像を…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中