イラン、協力停止後もＩＡＥＡと協議継続 「数日中に再協議も」

イラン外務省のバガエイ報道官は１８日、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）とは協議を継続する方針で、数日中に再び協議することになるとの見方を示した。イラン国旗（２０２５年　ロイター/Dado Ruvic/Illustration/File Photo）

［ドバイ　１８日　ロイター］ - イラン外務省のバガエイ報道官は１８日、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）とは協議を継続する方針で、数日中に再び協議することになるとの見方を示した。

６月のイスラエルと米国による空爆以降、ＩＡＥＡはイランの核施設に立ち入ることができていない。

バガエイ氏は国営メディアに「先週（ＩＡＥＡと）話し合いを持った。これを継続し、おそらく数日中にさらなる協議が行われるだろう」と述べた。

ＩＡＥＡは５月３１日に発表した報告書でイランが未申告の場所で核開発活動をしている痕跡があると指摘した。イランは、その報告書が事実上イスラエルと米国の攻撃の道を開いたと非難。先月、ＩＡＥＡとの協力を停止する法律を国会が承認した。

バガエイ氏は「（ＩＡＥＡとの）関係のレベルは、あの出来事で変わった。しかし、われわれの関係は直接的なものであることに変わりはない」と会見で述べた。