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米特使、イスラエルはレバノン和平計画に従うべき

2025年08月18日(月)19時42分

米国のシリア担当特使のトーマス・バラック氏(写真)は18日、イスラエルは、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが段階的に武装解除し、イスラエルはレバノンでの軍事作戦を停止する計画に従うべきだと述べた。アウン大統領と会談した特使、18日撮影(2025年 ロイター/Mohamed Azakir)

[ベイルート 18日 ロイター] - 米国のシリア担当特使のトーマス・バラック氏は18日、イスラエルは、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが段階的に武装解除し、イスラエルはレバノンでの軍事作戦を停止する計画に従うべきだと述べた。

この計画は、イスラエル軍が地上、空中、海上での作戦を停止し、レバノン南部から撤退し、ヒズボラが段階的に武装解除するという内容。レバノン内閣は今月、計画の目標を承認した。ただヒズボラは武装解除を拒否しており、承認後もイスラエルは攻撃を続けている。

バラック氏はレバノンを訪問し、アウン大統領と会談した。会談後、レバノン内閣の承認によって第一歩を踏み出したとし「今必要なのは、イスラエルが対等な握手に応じることだ」と述べた。「(米国は)現在、イスラエルとどのような立場を取るか協議している」と語ったが詳細は明らかにしなかった。

アウン大統領は会談後に発表した声明で、「他の勢力」も計画の行程にコミットする必要があると指摘した。

ロイター
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