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日経平均は3日続伸、ドル強含みや上海株高が支援
8月7日、東京株式市場で日経平均は3日続伸した。都内で7月撮影(2015年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 7日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続伸。前場は米国株安などを嫌気した売りに押され、日経平均は一時100円近い下げとなったが、強含みで推移したドル/円
指数は上昇したが、中小型株への売りが目立ち、東証1部の騰落数では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回った。「強い地合いが続いているが、相場上昇の核となる銘柄が見当たらず、指数絡みの買いという印象が強い」(東海東京調査センター・チーフストラテジストの隅谷俊夫氏)との声があった。
日銀は7日の金融政策決定会合で、年間約80兆円のペースで資金供給量を増加させる大規模な量的・質的金融緩和(QQE)の継続を賛成多数で決めた。予想通りとの見方から材料視する向きは限られた。
個別銘柄では、ソフトバンクG<9984.T>が3日続伸。堅調な4─6月期決算や上限2000万株の自社株買いが材料視された。2016年3月期業績予想を上方修正した島津製作所<7701.T>やニコン<7731.T>なども買われた。
半面、コニカミノルタ<4902.T>が反落。6日発表した2015年4―6月期の連結営業利益(国際会計基準)が、前年比30.3%減の100億円となり、嫌気された。
東証1部騰落数は、値上がり838銘柄に対し、値下がりが936銘柄、変わらずが115銘柄だった。
日経平均<.N225>
終値 20724.56 +60.12
寄り付き 20601.57
安値/高値 20567.51─20754
TOPIX<.TOPX>
終値 1679.19 +5.61
寄り付き 1670.21
安値/高値 1664.21─1680.4
東証出来高(万株) 231336
東証売買代金(億円) 28199.51
(杉山容俊)