コラム

マズローの欲求5段階説にはさらに上があった。人類が目指す「自己超越」とは

2018年12月18日(火)16時00分

人間を進化させる技術、Transformative Technology、略してTransTech。もし既にテクノロジーに落とし込んでビジネス展開できるレベルにまで来ているのであれば、ものすごい話だ。多くの現代人を悩ませる精神的な問題の根本的な解決策になるだろうし、欠乏感のない人が増えれば社会はまったく別の力学で動くようになる。果たしてそのような大きな時代変化の転換期に、われわれは今立っているのだろうか。

その研究開発の最先端を、あと何回かの記事で見ていきたいと思う。

プロフィール

湯川鶴章

AI新聞編集長。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。

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