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日本人コーヒー生産者が語るコロンビア

松尾彩香|コロンビア

こんな時に飛行機に乗ってみた!空港の感染予防対策レポート

筆者撮影

コロンビアではついにコロナウイルス感染者数の合計が200万人を超えてきました。

ワクチン接種もなんだかんだ具体的な日程が決まっておらず、まだしばらくは我慢の日々が続くことでしょう。

大きな都市では集中治療室のキャパシティが限界近くに達し、毎週末外出禁止令が出されているような状態です。驚くのは、その外出禁止令が前日にいきなり出されるという点。つまり金曜日の昼前に突然「今日の夜から月曜の朝まで外に出ないでください」と言われるわけです。日本では考えられないような事ですが、意外とコロンビア人はみんな大人しく従っています。

規制が出されているのは週末だけではありません。平日には夜間外出禁止令があったり身分証明書のナンバーで外出できる人が制限されていたりと、いろいろと対策が取られています。結構厳しくやっているんだなと思いきや、旅行に関しては規制の対象外となり、旅行の為の移動であれば夜間でも週末でも外に出ることができます。

ラジオでも「コロンビアがあなたを待っている!」と旅行を促すようなCMをたまに耳にするので、気をつけて旅行をする分には逆に推奨されているのかもしれませんね。

今回、仕事の関係で飛行機に乗って首都ボゴタに行く用事があったので、空港や機内でどのような感染予防対策をとっているのかレポートしてみたいと思います。

 

空港まで

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筆者撮影

空港まではバスで移動します。間隔を開ける為に座席には所々「座らないでください」の黄色いカバーが付けられていました。

パンデミック前は常にたくさん人が乗っている印象がありましたが、この時の乗車率は40%くらいでかなりゆとりがありました。

 

空港にて

空港に入場できるのは航空券を持った人のみです。

航空券と身分証明書を入り口に座っているセニョーラに提示し、名前が一致することを確認してもらったら入ることができます。

入り口に入るとすぐ体温チェック。

わざわざ測定用のパネルまで作っていますが、普通の非接触体温計ではダメなのでしょうか・・・?

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筆者撮影
94ea3b35-6470-4131-a580-80c8de9ff251.JPG筆者撮影

リゾート地に向かう飛行機は満員のようです。特に注意書などはありませんが、みんな意識して前の人と距離を置いて並んでいました。

チェックインや保安検査はいつも通りで特にコントロールはありません。全然人がいなかったのでコントロールする必要もない感じですね。

 

ゲートにて

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筆者撮影

ゲートの前には足跡マークがついており、搭乗は「◯番から◯番の人はゲートにきてください」といった感じで少人数ずつ呼び、長蛇の列になることを避けるような配慮がされていました。

更に「機内では席を立つことができないので事前にトイレを済ませておいてください」というアナウンスが流れました。

 

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筆者撮影

空港内には↑このような注意書きが至る所にありました。内容は以下の通りです。

・印がついている椅子には座らないでください

・ソーシャルディスタンスを保ってください

・手をこまめに洗ってください

・身分証明書は手に持っていてください

・手指消毒剤で清潔を保ってください

・必要でない場合、空港内設備には触れないでください

 

機内にて

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筆者撮影

機内は3列シートでしたが真ん中の席は全席あけていました。離陸前に席の移動はできないこと、マスクを外してはいけないこと等のアナウンスが流れます。

機内サービスもなく、客室乗務員はシートベルト着用のチェック以外は機内を歩き回ることはほぼありませんでした。

着陸後、通常なら機体が止まるとすぐ席を立って荷物を出し始める人が現れますが、アナウンスがない限り席を立てないので全員大人しく座って待ちます。するとアナウンスで「席番号1〜3の人は退場してください」と前から順に3列ずつ席を立つように誘導され、出口でアルコール消毒を済ませてから退場しました。

 

街の様子

ボゴタに到着したのは夕方6時ということで通常なら帰宅ラッシュで大渋滞の時間帯でしたが、道路はびっくりするほど空いていました。タクシーの運転手曰くパンデミックが始まってからみんなリモートワークに切り替わって道路は常にこんな調子なんだとか。

いつもは観光客でいっぱいのスポットもほとんど人がいなかったりとパンデミックの影響を強く感じました。

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観光客より物売りの方が多い(筆者撮影)

 

死者が5万人を超えたコロンビア

コロンビアでのコロナウイルスによる死者数は1月27日現在で52,525人となっています。

昨日、国防大臣であるカルロス・オルメス・トルヒージョ大臣がコロナウイルスで死亡したニュースは国内を騒がせ、日本にゆかりのある人物だったことから日本でもニュースになりました。

死者5万人超えや著名人の死を受けてコロナウイルスへの恐怖心が増したからか、ワクチンの接種の早期開始を望む声が日に日に大きくなってきています。

 

Profile

著者プロフィール
松尾彩香

コーヒー農家を営む元OL。コーヒーを栽培する一方で、コーヒー農家の貧困や後継者不足問題、コロンビアでの生活についてSNSを通じて発信。朝の一杯のコーヒーに潜む裏話から、日本ではあまり報じられないコロンビアの情勢まで幅広くお伝えします。

ブログ: http://campesinita.com

Twitter: @maon_maon_maon

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