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NYで生きる!ワーキングマザーの視点

ベイリー弘恵|アメリカ

COVID-19感染後に治癒したので経過をレポート

©NY1page.com LLC 私のCOVID-19感染の不安と同じく、暗雲の立ち込めるNYのお天気は曇り空だった

うちは主人の義理弟家族も含めた3家族だけで、隔週末に集まる習慣がある。義理妹が看護師なこともあり、体調が悪ければすぐにCOVID-19の検査を受けるおかげか、義理妹の感染がわかった。知らせをうけてすぐに、私たち夫婦も買い物などで外へ出る機会が多いため、感染していないか検査に行った。

主治医に連絡をとる人も多いようだが、なかなか予約がとれない可能性があるため、予約なしで訪問しても、即日対応してくれるCITYMDへ行った。外にはオフィスがオープンする午前8時くらいから、COVID-19の検査のために並んでる人たちがいた。30分ほど並んで、外に立ってiPadで予約を入れてくれる女性に電話番号を渡す。Sという文字を入れると、検査を待っている人の人数がテキストで送られてくるという仕組み。

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©NY1page.com LLC 摂氏2度くらいだったこの日、寒空の中でも、
にこやかに対応してくれるCITYMDのスタッフ

Sというメッセージをすぐに送ってみると、すでに40人待っていた。私たちの順番がくるのに4時間ほどかかると言われた。順番がくると、"検査を受けられるので30分以内に戻るように"とテキストがきて、CITYMDへ戻る。検査を終え、夫はネガティブで私はポジティブだと判明したのだった。ドクターからは、COVID-19感染者は発症から10日間、自主隔離のため自宅から出ないようにと言われた。

重篤な症状とならない限りは自宅療養であり、病院へ入るという措置をとっていないようだ。家は、高校生の子供たち3人もオンラインのリモートクラスで授業を受けているため、外へは一歩もでないし、普段から買い物すら行かないので、家族全員で自主隔離を行うこととなった。

発症後の病状について詳細を知りたい方は、私の個人ブログにて。

義理妹と同居している両親も検査を受けた。二人ともポジティブだったので、自主隔離となった。すでに二人ともが70歳を越えているにも関わらず、まったくの無症状なのである。彼らがしっかり検査を行ったからよかったものの、こうした無症状な人たちが感染源となりうる可能性が高いことは、予測データとしても現れている。

米国メディカルアソシエーションのサイトより予測モデル(あくまで予測モデルなので、実際のデータではない)から、感染者のうちの無症状の人から感染する可能性が59%に及ぶという結果が掲載されている。内訳は、35%が発症前の感染者、24%は症状がまったく出ない感染者である。

CDC(Centers for Disease Control and Prevention:アメリカ疾病予防管理センター)によると、COVID-19の感染後、どういった症状が出るのかは、個人差があるということ。私の場合は、義理妹が無症状だったときに接近し、感染したもよう。感染から3日後に喉の奥がかゆくなり、4日後に少しだけいがらっぽい感じとなっただけ。喉のいがらっぽい感じも6日後にはかゆみに変わり改善。

感染から4日後に体温が最高で39.2度まで上がっただけで、嗅覚や味覚の減退はなかった。食欲は熱が出たときはさすがに減退したが、そのとき以外はまったく問題なく食事もできた。特に酷い症状が出なかったことは救いだ。ただしメンタルは、コロナ感染で酷い症状が出た人のことをリサーチしすぎて少し辛かった。

掲載されているものは、死と隣り合わせの怖い記事ばかり。記事を読むたびに、もしかして自分も発症から5日後にはそうなるんじゃないのか?って怯えていた。だからこそ、自分の症状をしっかり伝えるべきだと思い、経過を記事にすることにした。ただし、すべての人が同じ症状ではないため、私の症状も1パターンとして、参考にしていただきたい。

友達にテキストを返信できないくらいダルい日があったのも事実。だが、自分でわかるレベルの発熱やダルさという発症から、4日後には、体温も平熱にもどり、普段の健康状態となったので、こうしてリサーチをしっかりして、ブログを書くことができている。自分が感染源とならないよう、COVID-19を発症した人に接触したのであれば、できる限りで検査をして、自主隔離を行うことをお勧めする。

私にとって、鼻の奥に綿棒を入れて粘膜をとるというチェックアップが、痛々しいイメージだったのだが、CITYMDで実際に受けてみると、たいしたことなかった。検査によって違うのかもしれないけど、綿棒で赤ちゃんの鼻の穴をキレイにしてあげるっていうレベル。結果も10分もしないうちに出たので、不安もまったくなかった。

 

Profile

著者プロフィール
ベイリー弘恵

NY移住後にITの仕事につきアメリカ永住権を取得。趣味として始めたホームページ「ハーレム日記」が人気となり出版、ITサポートの仕事を続けながら、ライターとして日本の雑誌や新聞、ウェブほか、メディアにも投稿。NY1page.com LLC代表としてNYで活躍する日本人アーティストをサポートするためのサイトを運営している。

NY在住の日本人エンターテイナーを応援するサイト:NY1page.com

ブログ:NYで生きる!ベイリー弘恵の爆笑コラム

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