高市政権は外国人受け入れを進めつつ、その政策の前提が「外国人は危険」なのが残念
PRIME MINISTER’S OFFICE OF JAPAN
<高市政権は現実的な路線を選び、「国民と外国人が共に繁栄する社会の実現を目指す」としているが......>
昨年の参院選と同じように、2月8日投開票の衆院選でもいわゆる「外国人政策」が1つの争点になっている(気のせいかもしれないが「外国人問題」という表現はあまり使われなくなり、「外国人政策」に変わったようだ)。
選挙戦が始まる前の1月23日、高市政権は「外国人の受入れ・秩序ある共生のための総合的対応策」を関係閣僚会議で決定した(写真は昨年11月の関係閣僚会議)。
その直前の22日に自民党と日本維新の会が、それぞれの提言を高市早苗首相に提出した。自民党の提言本文は49ページ、維新の会の提言本文は4ページ。
どうやってその内容を踏まえて、翌23日に98ページの「外国人の受入れ・秩序ある共生のための総合的対応策」ができたのかは謎だが、いずれにせよ、高市政権は「外国人の受け入れ政策」を衆院選の前に決定した。
非常にたくさんの項目が含まれているので、「対策のカタログ」といってもいいほどだが、部分的に参考にしたのは「外国人との秩序ある共生社会の実現のための有識者会議の意見書」だといわれている。日本在住の外国人として、筆者には極めて関心のある内容だ。
自民党の右派の一部、参政党や日本保守党の支持者は反発するかもしれないが、高市政権は現時点で「外国人の受け入れ」政策を進めている、すなわち日本には外国人が要るという現実を認めている。つまり、イタリアのジョルジャ・メローニ首相と同じように、現実的な路線を選んだ。
「日本人のほうが民度が低い」を招いてしまった渋谷「ぶつかり族」事件 2026.03.19
旧ツイッターの怪しい動き...「人類の家畜化」が分断と対立の行き着く先なのか 2026.03.16
「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと 2026.03.10
「最強者」でなければやられっ放し? 強権全盛のトランプ時代に日本がすべきこと 2026.02.28
海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由...「落葉帰根」派も「落地生根」派も 2026.02.19
台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日本をどうしたいのか 2026.02.07
日本でバズり続ける快進撃...韓国コスメ人気に潜む本当の理由は? 2026.02.07






