「右足全体が食われた」...突如ビーチに現れたサメが13歳の少年を殺害、現場はパニックに
事件現場はサメ多発地帯だった(写真はイメージ) Capture Wave Media-shutterstock
<ブラジル北東部はサメ多発地帯であり、現地当局はもちろん、日本国領事館も注意喚起をしている>
冬真っ只中の北半球とは異なり、南半球は夏真っ盛りでビーチシーズンだ。しかし、楽しいはずのビーチで、悲惨な事件が起こった。
1月29日、ブラジル北東部のビーチで13歳の少年がサメに襲われ、命を落としたのだ。ディアリオ・デ・ペルナンブコなどブラジルのメディアや米CBSニュースなどが報じている。
事件が発生したのはブラジル北東部、ペルナンブコ州のデル・シフレ海岸。
複数の現地報道によると、今回の被害者である13歳のデイブソン・ロシャ・ダンタスが1月29日午後、友人たちと共に海に入っていた際に、突然サメが出現。ダンタスの右太ももにかみついた。咬傷は右太ももの動脈にまで達しており、損傷により大量出血を起こしていたという。友人たちや周囲の人々がダンタスを海から必死で引き上げ、救急隊が呼ばれたものの、少年はすでに心肺停止状態で、搬送先の病院に到着した時点で死亡が確認された。
ダンタスのいとこは「ダンタスの右足全体がサメに食われた」と話している。
今回の事件が起こったペルナンブコ州は、サメによる襲撃が多発する地域だ。現地メディアによると、同州のサメ事件監視委員会(CEMIT)は、同州の海岸では1992年以降82件のサメ襲撃事件が報告されており、死亡例は今回のものを含めて27件に上ると公表している。在レシフェ日本国総領事館も、遊泳時にはサメに注意するよう呼び掛けている。
CEMITも、デル・シフレ海岸にサメによる襲撃を警告する標識が複数設置されており、海水浴の際の注意を促していたという。
CEMITは今回の事故を受け、サメの動きの追跡や監視強化のために一時中止していたマイクロチップ追跡プログラムを再開する方針だと発表している。
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