ニュース速報
ビジネス

中国、27年から自動車の格納式ドアハンドル禁止へ 安全性に懸念

2026年02月04日(水)10時04分

写真はテスラのモデル3セダン。2023年9月、北京で開催されたフェアで展示された。REUTERS/Florence Lo

[‍北京 3日 ロイタ‌ー] - 中国は2027年から、自動車の格納式ドアハンドルを禁止する。米電‌気自動車(EV)​大手テスラが最初に採用し、小米(シャオミ)など中国の競合他社も追随したドアハンドルで、中国はこれを段階的に‌廃止する世界初の国となる。

格納式ドアハンドルはキーフォブ(プラスチック製の鍵)や携帯電話での操作、もしくは手で押すことで作動する設計で、米国と中国は安全リスクを調査中だ。

米自動車安全当局は昨年、テスラの「モ​デル3」の緊急ドア解放装置⁠について欠陥調査を開始した。

中国工‍業情報省は2日、新たな安全技術要件に基づき、全ての自動車ドアに外部ハンドルと内部ハンドルの両方を装備すべきだと発表。事‍故発生時に確実に開錠できるよ‍う、‌外部ハンドルの設置位置と‍機能に関する規則を定め、内側ハンドルは明確に視認できることが求められる。

新しい車種は27年1月1日までにドアハンドル設計を新⁠規制に適合させることが義務付けられ、既存の認可済みモデル⁠への新規制適用は29年‍1月1日となる。

中国国営メディアは10月、シャオミのセダン「SU7ウルトラ」の​運転手が事故で死亡したと報じた。炎上する自動車のドアを通行人が開けられず、運転手を救出できなかったという。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国、銅の戦略備蓄増強へ=業界団体幹部 

ビジネス

中国サービス部門民間PMI、1月は小幅改善 雇用が

ワールド

NZ失業率、第4四半期は5.4%に悪化 10年ぶり

ビジネス

丸紅、通期の純利益5400億円に上方修正 増配と自
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗り物から「勝手に退出」する客の映像にSNS批判殺到
  • 3
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れるアメリカ」に向き合う「日本の戦略」とは?
  • 4
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 5
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 6
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 7
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 8
    最長45日も潜伏か...世界が警戒する「ニパウイルス」…
  • 9
    ICE射殺事件で見えたトランプ政権の「ほころび」――ア…
  • 10
    アジアから消えるアメリカ...中国の威圧に沈黙し、同…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 8
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 9
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 10
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中