中国、27年から自動車の格納式ドアハンドル禁止へ 安全性に懸念
写真はテスラのモデル3セダン。2023年9月、北京で開催されたフェアで展示された。REUTERS/Florence Lo
[北京 3日 ロイター] - 中国は2027年から、自動車の格納式ドアハンドルを禁止する。米電気自動車(EV)大手テスラが最初に採用し、小米(シャオミ)など中国の競合他社も追随したドアハンドルで、中国はこれを段階的に廃止する世界初の国となる。
格納式ドアハンドルはキーフォブ(プラスチック製の鍵)や携帯電話での操作、もしくは手で押すことで作動する設計で、米国と中国は安全リスクを調査中だ。
米自動車安全当局は昨年、テスラの「モデル3」の緊急ドア解放装置について欠陥調査を開始した。
中国工業情報省は2日、新たな安全技術要件に基づき、全ての自動車ドアに外部ハンドルと内部ハンドルの両方を装備すべきだと発表。事故発生時に確実に開錠できるよう、外部ハンドルの設置位置と機能に関する規則を定め、内側ハンドルは明確に視認できることが求められる。
新しい車種は27年1月1日までにドアハンドル設計を新規制に適合させることが義務付けられ、既存の認可済みモデルへの新規制適用は29年1月1日となる。
中国国営メディアは10月、シャオミのセダン「SU7ウルトラ」の運転手が事故で死亡したと報じた。炎上する自動車のドアを通行人が開けられず、運転手を救出できなかったという。





