2026年の旅行トレンドは「神秘的な旅」...今年訪れるべき「神秘的な辺境」7選、京都の「あの場所」も
Journeys Into the Mystic
スコットランドの「ワイルドアイズ」 MARCO RITZKI/SHUTTERSTOCK
<ミレニアル世代とベビーブーム世代が、おとぎ話の世界から飛び出してきたような場所を目指す「神秘的な旅」を牽引している>
写真共有サイト「ピンタレスト」が昨年12月に発表した予測によれば、2026年の大きなトレンドの1つは「神秘的な旅」らしい。
霧に包まれた遺跡、螺旋(らせん)模様を描く自然の地層、物悲しい森......おとぎ話の世界から飛び出してきたような場所を目指す旅のことだ。特に、日常と大きく懸け離れた場所を訪ねたいミレニアル世代とベビーブーム世代がこのトレンドを牽引するという。
一部の観光地に大量の旅行者が殺到し、お決まりの場所で写真を撮ってソーシャルメディアに投稿するのが当たり前の時代に、こうした「神秘的な辺境」ではもっと深い体験を味わえる。そんな旅行先をいくつか紹介しよう。
1. イルピニア地方(イタリア)
美術史家で旅行コンサルタントでもあるダニエル・オテリの言葉を借りれば、「ナポリの東、アマルフィ海岸の北に位置するイルピニア地方には、現実の世界とは思えない空間が広がっている。山の上の霧の向こうに小さな村々がたたずんでいたりする」。
この地方には、ローマ時代の神殿遺跡のそばに建てられたモンテベルジネ聖堂があり、長い歴史を誇るワイン造りでも知られている。
「アマルフィ海岸から日帰りできる距離なのに、全く別世界を訪れたような感覚にとらわれる」と、オテリは言う。





