一体なぜ? 中国でハリー・ポッターの「あの悪役」が旧正月の象徴に...「奇妙な光景」に世界が困惑中
Harry Potter’s Draco Malfoy Becomes Face of New Year Celebrations in China
Sam Aronov-shutterstock
<主人公の「敵」キャラクターの顔が、ショッピングモールの大きな装飾から自宅の伝統的な飾りにまで──>
映画『ハリー・ポッター』シリーズでトム・フェルトンが演じたキャラクター、ドラコ・マルフォイが「ある偶然」をきっかけに中国で旧正月の象徴になっている。
【動画】中国の街が「マルフォイの顔だらけ」に...世界が困惑した奇妙な光景
作中でマルフォイは、主人公ハリー・ポッターの敵役として描かれている。そんな彼の顔写真が、中国各地でショッピングモールや小売店の祝祭装飾として貼り出されているのだ。
背景にあるのは言語上の偶然だ。中国文化では同音異義語が大きな役割を果たしている。使用される音節の種類が限られており、同じ、あるいは非常によく似た発音を持つ言葉が数多く存在するためだ。
こうした言語的特徴は祝祭文化やタブーにも影響を与え、料理や装飾、挨拶に重ねて意味を持たせることで、祝う側は平穏や幸運を最大限に引き寄せようとする。
中国語では、彼の姓「マルフォイ(马尔福)」の最初の音節「马(Ma)」が「馬」を意味し、中国の干支で次に巡ってくる午年と重なる。さらに、最後の音節「福(fu)」は、繁栄や幸福を象徴する漢字と結びつく。
トム・フェルトン本人も、このトレンドを楽しんでいるようだ。幸運を呼び込むとされる伝統的な春聯(しゅんれん)の赤い飾りに、自身の顔が印刷され、玄関先に掲げられている写真を何枚も共有している。
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