コラム

日本でバズり続ける快進撃...韓国コスメ人気に潜む本当の理由は?

2026年02月07日(土)17時52分
カン・ハンナ(歌人、タレント、国際文化研究者)

AFLO

<韓国コスメの勢いには、日本の若者と韓国ビューティー産業界との双方向の熱い関係が>

近年、日本での韓国カルチャー人気はますます広がりを見せている。韓国ドラマや映画、Kポップはもちろんのこと、韓国⽂学が注⽬を集めたり、韓国コスメ、ファッション、⾷品なども⼈気が⾼まっているのを感じる。

その中でも注⽬したいのは、韓国コスメの勢いだ。私⾃⾝も⽇本でコスメビジネスを展開している1⼈である。⾃分のブランドの商品を韓国と⽇本両国で製造しているため、ビジネス上、韓国のビューティー産業の⼈たちとコミュニケーションを取ることが⾮常に多いが、最近韓国側のコスメビジネス界隈では「⽇本市場を狙え!」という声が⾼まり、⽇本への関⼼が熱いのだ。


その背景にはいくつかの理由が挙げられる。⽇本で韓国コスメ⼈気が急拡大しているこのタイミングで参⼊するのがチャンスだと思っていること、韓国の2.5倍以上の人口を抱える日本はそもそも韓国より市場が⼤きいというメリット、さらに現在の国際情勢下で中国とアメリカへの輸出が難しくなっており、国外市場の中でも⽇本は⽐較的安全なマーケットだと判断されていることなどがある。

コスメに限らず韓国でのビジネスの多くは、当初から国外市場を視野に⼊れて⼤きくしていく戦略が主流であるが、10年ほど前までは中国が韓国コスメの最大の市場で、5年ほど前は主にアメリカ市場を狙っていた。それが今は、完全に⽇本市場へ⽬を向けるようになっているのだ。実際に⽇本の輸⼊化粧品は約3割(2024年基準)を韓国製が占め、22年以降は1位が続く。

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