50万ドルを獲得も「所持金13ドル」で逮捕...ハイジャック犯が81歳で明かした「珍事件」の真相とは?
Man Who Hijacked Plane in 1972 for $500K Has One Thing He Wants You To Know
Ross Parmly-Unsplash
<40年近くを刑務所で過ごし、服役中には脱獄未遂も──1970年代にアメリカを騒がせたハイジャック犯が事件を語った>
1972年6月、マーティン・マクナリー(Martin McNally)は、全米で大きな話題となる計画を胸に、アメリカン航空の旅客機に搭乗した。
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当時28歳だったマクナリーは、アメリカン航空119便をハイジャックし、50万ドル強の現金と脱出用のパラシュートを要求。この犯行により、結果的に約40年を刑務所で過ごすことになる。服役中には脱獄未遂にも関与し、その過程で起きた死亡事件は、今も彼の心に重く残っているという。
ライフルを手に、ブリーフケースには発煙弾を忍ばせ、さらに偽の身分を用意していたマクナリーは、セントルイス発オクラホマ行きの約100人の乗客を乗せたジェット機を制圧した。機体は身代金を用意するため、ミズーリ州へ引き返すことを余儀なくされた。
「正気じゃなかった。本当に愚かだった」とマクナリーは1月8日付のピープル誌のインタビューで語っている。「やるべきじゃなかった」
この大胆な計画の着想源となったのが、数カ月前に同様の犯行を成し遂げた謎のハイジャック犯、D.B.クーパー(D.B. Cooper)だった。
1971年11月24日、クーパーはノースウエスト航空305便をハイジャックし、爆弾を所持していると主張して20万ドルと4つのパラシュートを要求。シアトルで乗客を解放した後、次のフライト中に機体からパラシュート降下し、ワシントン州南西部の森林地帯へと姿を消した。
彼の正体やその後の行方は、いまも分かっていない。
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