【外国人犯罪をデータで解く】移民政策はノルウェー型「お節介」が必要......クルド人と体感治安/15年後に迫る移民10%時代/欧州難民増≠極右台頭/極論vs極論の不毛
動画に出演する橋本氏(11月13日、東京都品川区) ニューズウィーク日本版-YouTube
<移民・難民政策が専門のICU准教授の橋本直子さんに「欧米の移民政策は『失敗』なのか?日本の進むべき道を考える」をテーマに動画で話を聞きました。「治安悪化」への懸念は実は数十年前から日本で繰り返されてきたこと、欧州での難民増が必ずしも極右の台頭をもたらしたとは言えないこと、日本が見習うべきは「移民大国」ではないのではという指摘など、今日的な話題が盛りだくさんです>
■出演
▼橋本直子
国際基督教大学教養学部政治学・国際関係学デパートメント准教授。1975年,東京都生まれ。オックスフォード大学強制移住学修士号、ロンドン大学国際人権法修士号、サセックス大学政治学博士号取得。在ニューヨーク国連日本政府代表部人権人道問題担当専門調査員、国際移住機関ジュネーヴ本部人身取引対策課プログラム・オフィサー、国連難民高等弁務官事務所北部スリランカ(ワウニヤ事務所)准法務官、外務省総合外交政策局人権人道課国際人権法・人道法調査員、国際移住機関駐日事務所プログラム・マネージャー、一橋大学大学院社会学研究科准教授などを経て、現職。著書に『なぜ難民を受け入れるのか』(岩波書店)など
▼長岡義博
ニューズウィーク日本版編集長。1969年石川県生まれ。91年、大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)外国語学部中国語学科卒業。同年、毎日新聞入社(大阪本社配属)。事件・行政・選挙を担当し、95年に神戸支局で阪神・淡路大震災を取材。02~03年、中国人民大学(北京)国際関係学部に留学。06年からニューズウィーク日本版勤務。2017年7月より現職。
編集:儀保俊弥
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