悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな飼い主との「イケイケなダンス」姿に涙と感動の声

「目の前の光景が信じられなくて、すぐにスマホを手に取って撮影しました」

その後、ミーシャも一緒に踊るようになり、2人の間に「ダンスの儀式」が生まれた。オードリーは日常的に踊るようになり、ランダムに音楽を選んでは、ミーシャが一緒に踊るのを当然のように期待するようになった。

「オードリーにとって、それは大きな転機になった」とクリスティンは語る。「私との絆も芽生え、愛情深い行動を見せるようになった」

ダンスは、オードリーの身体的な回復にもつながっているようだった。「羽をむしるのをやめて、そのエネルギーをもっと前向きなことに向けるようになった」とクリスティンは話す。「今では2人の動きが完全にシンクロしていて、毎日新しいステップを生み出しています」

この動画は、夫妻がこれまでに投稿した複数の映像のひとつだが、今回の映像はとりわけ大きな反響を呼び、瞬く間に拡散された。「動画に寄せられたたくさんの温かいコメントや思いやりある反応に、私たちは本当に胸を打たれました」とクリスティンは語る。

「オードリーの姿を通じて、多くの人の1日が明るくなったこと、そして動物にも感情や健康への配慮が必要だという意識が広まったことは、私たちにとってとても意義深いことです」

「動物にも感情があるという理解が広まっていくことに、自分たちが少しでも貢献できたのは光栄です」とクリスティンは付け加えた。