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ウクライナ戦争

ウクライナの英雄、ロシアの難敵──アゾフ旅団はなぜ「過激派」から「精鋭」へと変わったのか?

From Fringe to Elite

2025年10月7日(火)19時20分
ポール・ホッケノス(独ベルリン在住ジャーナリスト)

22年5月、86日間に及ぶマリウポリ包囲戦の末、アゾフの戦闘員とウクライナ軍兵士は、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の命令により、最後の拠点であるアゾフスターリ製鉄所を明け渡した。

ロシアは2000人以上のウクライナ兵を捕虜にし、今でも数百人を拘束している。この地域は依然としてロシアの支配下にある。


以来、旅団はドンバス地域で広範に戦い、長期化したバフムートの戦いや、ザポリッジャ、クレミンナ、テルニー、トレツク周辺での作戦にも参加した。

今日のウクライナに極右の影は見当たらない。19年の前回議会選挙で、極右陣営の得票率は2%強にとどまった。

戦争が終わり、ウクライナが再び活発な複数政党制の民主主義を迎えたとき、西欧諸国と同様に極右が再浮上すると専門家は予想する。ただしそれは、ロシアの支配的イデオロギーを形づくるものとは大きく異なる。

いずれにせよ、その日が訪れるまで、アゾフ旅団の歩みはウクライナの魂を代弁するものであり続ける。

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