イスラエルの刑務所空爆は戦争犯罪、イラン国内で抑圧強化も=国連
国連イラン独立国際事実調査団のサラ・ホサイン団長は16日、イスラエルによる昨年の刑務所空爆は戦争犯罪だとの見解を示したほか、現在行われている米国とイスラエルの空爆を受け、イラン国内で抑圧が強まる恐れがあると警告した。写真はスイス・ジュネーブで16日撮影(2026年 ロイター/Denis Balibouse)
Emma Farge
[ジュネーブ 16日 ロイター] - 国連イラン独立国際事実調査団のサラ・ホサイン団長は16日、イスラエルによる昨年の刑務所空爆は戦争犯罪だとの見解を示したほか、現在行われている米国とイスラエルの空爆を受け、イラン国内で抑圧が強まる恐れがあると警告した。
イラン当局は、昨年6月にイスラエルがテヘランのエビン刑務所を攻撃し、70人以上が死亡したと発表していた。
政治犯を収容することで知られる同刑務所は、最近の米・イスラエルによる空爆でも被害を受けており、英国人夫婦を含む収容者の安否が懸念されている。
ホサイン氏は国連人権理事会で「エビン刑務所への空爆から、イスラエルが民間人用施設を意図的に攻撃し、戦争犯罪を犯したと信じるに足る十分な根拠がある」と説明。攻撃で子ども1人と女性8人を含む80人が死亡したと述べた。
また、イランで民間人の死者が増加していることを非難。昨年の空爆後にイランで処刑が増加したことに言及した上で、現在の軍事作戦により反体制派への弾圧がさらに強まる恐れがあると懸念した。





