湾岸諸国の航空会社、アジア路線の優位低下へ=ルフトハンザCEO
写真はルフトハンザ航空のカーステン・シュポア最高経営責任者(CEO)。2025年3月、ベルギーのブリュッセルで撮影。REUTERS/Yves Herman
[ベルリン 17日 ロイター] - ドイツのルフトハンザ航空のカーステン・シュポア最高経営責任者(CEO)は、エミレーツ航空やカタール航空など湾岸諸国の航空会社について、対イラン戦争により、アジア路線での優位が低下するとの見通しを示した。
17日掲載のビジネス誌マネジャー・マガジンとのインタビューで述べた。
シュポア氏は「湾岸諸国の航空会社の主要ハブは、現在明らかに新たなリスクにさらされている地域に位置している。これが世界の航空業界の将来に何を意味するかは、今後を見極める必要がある」と述べた。
また、エミレーツ航空に対してドイツ国内の空港の発着枠を拡大する議論も、今回の戦争により停滞すると指摘。
「われわれ独自の路線を通じて成長するアジア市場と結びつく力が低下し、欧州域外のハブへの依存が強まれば、欧州の主権が弱まる」と述べた。
ルフトハンザの北米路線については、昨年の欧州人の訪米需要鈍化を米国発の需要増で相殺できているとし「今夏の北大西洋路線では、欧州人よりも米国人の乗客が多くなると予想している」と述べた。





