なぜ国際機関のジェノサイド認定は遅れたのか? ガザで問われる国際法【note限定公開記事】
“Never Again” Again?
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<認定が遅れ、例外が生まれるとき、抑止は効かなくなる。ガザは、ジェノサイド条約が約束で終わるのか、法として生きるのかを問うている>
▼目次
1.数字が語るジェノサイドの現実
2.ガザを外すなら、ジェノサイドという言葉は空洞化する
1.数字が語るジェノサイドの現実
9月16日、国連調査委員会はイスラエルによるガザ攻撃をジェノサイド(集団虐殺)だとする報告書を発表した。
この結論に達したのは同委員会だけではない。
アムネスティ・インターナショナルとヒューマン・ライツ・ウォッチ、イスラエルの人権団体「ブツェレム」と「人権のための医師団・イスラエル」、さらにレムキン・ジェノサイド防止研究所や学術団体の国際ジェノサイド研究者協会も同様の見解を表明している。
法律と倫理を重んじる組織が一斉に声を上げたのは、深刻な危機感の表れだ。
第2次大戦後、大虐殺を「二度と繰り返さない」との理念の下に構築された国際法体系が、力による外交によって麻痺し、存続の危機に立たされている。
ジェノサイドは1948年のジェノサイド条約で規定された法的概念だ。
「国民的、人種的、民族的または宗教的集団の全部または一部を破壊する意図をもって」行われる行為とされ、殺害や重大な身体的・精神的危害、身体的破壊につながる生活環境を故意に課すことなどが含まれる。
国連調査委員会などの専門機関は、イスラエルのガザ侵攻がこの定義に該当すると判断した。死者は6万5000人を超え、町の大半が瓦礫と化し、人口220万人のうち半分が飢饉に直面している。
2.ガザを外すなら、ジェノサイドという言葉は空洞化する
過去の事例で国際社会はジェノサイドの認定をためらわなかった。
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【note限定公開記事】なぜ国際機関のジェノサイド認定は遅れたのか? ガザで問われる国際法
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