チャーリー・カークの「後釜」探し...トランプ政権が固執する「保守系若者ネットワーク」の再構築
ターニング・ポイントの現メンバーおよび元メンバー、そして共和党の若い有権者グループの指導者ら十数人に取材したところ、多くが41歳のバンス氏がより重要な役割を担うことを歓迎すると答えた。
3人目の関係者によると、ホワイトハウスは、バンス氏の親しみやすさ、デジタルへの精通ぶり、そして個人的な経歴――アパラチア地方の貧しい家庭で育ち、海兵隊員を経てエール大法科大学院に進学――が、若い有権者とつながるのに適しているとみている。
同情報筋は、バンス氏はZ世代が信頼するプラットフォームで、Z世代に響く口調で話せるのも唯一無二の特徴だと言い添えた。
全米青年共和党連盟のヘイデン・パジェット会長は「バンス氏は素晴らしい資産になるだろう。我々と年齢が近いのも強みだ」と語った。
タイラー・ボウヤー氏
ロイターが取材した人々の大半は、ターニング・ポイントの最高執行責任者(COO)であるタイラー・ボウヤー氏の重要性も強調した。同氏は、若い有権者を投票所に呼び込むという草の根活動の立案者だ。