SNSで「投資詐欺」が横行...初心者でも今すぐ実践可能な「信頼できる金融情報を選ぶ」3つの基準
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<初心者を狙う投資詐欺が増加しており、特にSNSで著名な投資家などになりすまして偽の投資サイトなどへ誘導する手口が横行している>
近年、資産運用への関心が高まる一方で、投資詐欺はかつてない勢いで横行し、特にSNSを悪用した手口が巧妙化しています。警察庁によると、令和6年におけるSNS型投資詐欺の被害額は871.1億円と前年比の約3倍増加しています。
令和7年も9月末までで前年比69%増の773億円と衰えません。
この巨額な被害を生み出しているのが、SNSを舞台にした詐欺です。犯行グループは、著名な投資家や金融関係者になりすまし、Instagram、LINE、FacebookといったSNS上で、ダイレクトメッセージや偽広告を用いて接触してきます。
詐欺師は、あたかも親しい個人であるかのように装い、関係を深めた上で「必ず儲かる」「あなただけに教える」と誘惑し、偽の投資サイトやアプリに誘導します。
これらのサイトから誘導された違法な無登録業者を信じ、株の損失と巨額なアドバイス料を請求されるという事案が後を絶ちません。
「信頼できる情報」を選ぶための3つの基準
このような詐欺被害にあわず、資産を増やすためには、情報を鵜呑みにせず、その信頼性を見極めることが最重要です。初心者が今すぐ実践できる「信頼できる情報」を選ぶための、絶対不可欠な3つの基準を解説します。






