ニュース速報
ワールド

衆院選きょう投開票、自民が終盤まで優勢 無党派層で情勢変化も

2026年02月08日(日)07時09分

2月7日、新潟県長岡市で撮影(2026年 ロイター/Manami Yamada)

[東京 8日 ロイ‍ター] - 第51回衆議院選挙は8日、投‌開票を迎えた。高市早苗首相の個人的な人気を背景に、報道各社は選挙戦の序盤から終盤まで‌与党・自民党の優勢を​伝えている。単独で過半数を上回ったり、日本維新の会と合わせて与党で衆院465議席中300議席超を占めたりする可能性もあるとしている。一方、降雪など天候が投票率と結果‌に影響を与えかねない。与野党が伯仲する選挙区も残り、高市氏への支持が多いとされる無党派層の動向次第で情勢は変わる可能性がある。

解散から投開票までの期間が16日間と戦後最短となった今回の衆院選には1284人が立候補した。物価高対策が主要な争点となる中、与野党とも消費減税を公約に掲げたのが大きな特徴だ。自民党の​連立相手が公明党から日本維新の会⁠に変わり、最大野党の立憲民主党と公明党が合流して‍中道改革連合を立ち上げてから最初の衆院選でもある。

総務省によると、投開票2日前の6日までに期日前投票を済ませた人は、2079万6327人。前回同時期の1643万2446人から26.56%増加した。全有権者に占める割合は20.09%と、前‍回から4.27ポイント上昇した。

読売新聞が5日夜に配信し‍た終盤情‌勢調査では、自民(公示前勢力198)が単‍独で過半数(233)を上回る勢いだ。国会の各常任委員会で委員長ポストと委員の過半数を独占できる「絶対安定多数」(261)の獲得のみならず、連立を組む日本維新の会(同34)と合わせ、参議院で否決され⁠た法案の再可決や憲法改正発議に必要な3分の2(310)にも届く可能性がある。日経新聞も6日、⁠同傾向の調査を公表した。両調‍査とも、中道は議席を大幅に減らす見通しだとしている。   

結果次第では、高市首相による積極財政政策が加速する​との観測から円安・金利上昇に拍車がかかる可能性がある。外交・安全保障政策の大胆な見直しが現実味を増すほか、憲法改正の議論が進展するとの見方も出ている。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

アングル:ラグジュアリー業界、シェア獲得に向け支出

ワールド

衆院選きょう投開票、自民が終盤まで優勢 無党派層で

ワールド

トランプ米大統領、自身のSNSに投稿された人種差別

ビジネス

アングル:インド「高級水」市場が急成長、富裕層にブ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    韓国映画『しあわせな選択』 ニューズウィーク日本版独占試写会 60名様ご招待
  • 4
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 5
    韓国ダークツーリズムが変わる 日本統治時代から「南…
  • 6
    【台湾侵攻は実質不可能に】中国軍粛清で習近平体制…
  • 7
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 8
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 9
    心停止の8割は自宅で起きている──ドラマが広める危険…
  • 10
    日経平均5万4000円台でも東京ディズニー株は低迷...…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 3
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 4
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 5
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 6
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 7
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 8
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 9
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 10
    エプスタインが政権中枢の情報をプーチンに流してい…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中