モスクワで爆弾爆発、警官2人死亡 2日前のロ軍幹部殺害現場近く
12月24日、警察官らが死亡したモスクワの爆発現場付近を封鎖する捜査官ら。REUTERS/Ramil Sitdikov
Guy Faulconbridge Lidia Kelly
[モスクワ 24日 ロイター] - ロシアの首都モスクワで24日、2人の警察官が不審な行動をしていた男に近づいたところ爆弾が爆発し、警官を含む3人が死亡した。現場は自動車爆弾によってロシア軍幹部が2日前に殺害された場所の付近だった。
ロシア連邦捜査委員会は、2人の警官以外に3人目も死亡したとしているが、3人目が誰であるかを明らかにしていない。
また、警察官殺害と爆弾の不法取引に関する刑事捜査を開始したという。
テレグラムのニュースチャンネルによると、爆弾犯が死亡したうちの1人で、警官に近づかれた際に爆弾を爆発させたという。ロイターはこの詳細を独自に確認できていない。
連邦捜査委は22日、モスクワ南部で自動車が爆発し、運転していたロシア軍のファニル・サルワロフ中将が死亡したと発表。捜査当局は事件にウクライナの特殊機関が関与した可能性があるとの見方を示している。





