最新記事
アメリカ

電車内で「ウクライナ難民の女性」が襲われた驚愕シーン...加害男性が語った「驚くべき動機」とは

Decarlos Brown Jr. Reveals Reason for Stabbing of Iryna Zarutska

2025年9月12日(金)20時11分
ダン・グッディング、シェーン・クロウチャー、ジェイソン・レモン

「人工的な物質が体内に埋め込まれた」と通報していた

ブラウンは統合失調症と診断されており、妄想的な行動が継続的に記録されている。今年1月には、「人工的な物質」が体内に埋め込まれ、それが食事や歩行、会話を支配していると何度も911番に通報したとして「緊急通報システムの濫用」で逮捕された後に釈放された。

一方、被害者となったザルツカさんはロシアとの戦争から逃れるため、母ときょうだいと共にウクライナからアメリカにやってきた。家族によると、彼女は渡米後すぐに英語を習得し、現地の生活に順応していたという。

事件当時、列車に乗り込んだザルツカさんは、イヤホンを付けてスマートフォンを見ながら、ブラウンの目の前の席に座った。数分後、ブラウンはポケットからナイフを取り出し、立ち上がって彼女を後ろから複数回刺し、その様子は監視カメラにもはっきりと映っていた。

遺族の代理人は次のような声明を公開した。「言葉にできないほどの悲しみに暮れている。イリーナは平和と安全を求めてこの地に来たのに、あまりにも残酷な形で命を奪われた。その夜、ライトレール列車に乗っていた誰もが被害に遭う可能性があった。二度とこんなことが起きないよう、私たちは尽力する」

なお、ドナルド・トランプ米大統領は、今回の事件を受けて迅速な裁判と死刑を求めている。ブラウンが有罪となれば、最高で終身刑または死刑に処せられる可能性がある。次回の出廷は9月19日に予定されている。

ニューズウィーク日本版 教養としてのミュージカル入門
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年3月17号(3月10日発売)は「教養としてのミュージカル入門」特集。社会と時代を鮮烈に描き出すポリティカルな作品の魅力[PLUS]山崎育三郎ロングインタビュー

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら



あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏 、 ホルムズ海峡に多くの国が軍艦派遣と

ビジネス

イラン情勢注視続く、FRB金利見通しも焦点=今週の

ワールド

イスラエル、レバノンと数日内に協議へ ヒズボラと戦

ワールド

北朝鮮の金総書記、多連装ロケット砲の発射訓練視察=
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目のやり場に困る」衣装...「これはオシャレなの?」
  • 3
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 4
    有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革…
  • 5
    「筋肉はモッツァレラと同じ」...なぜウォーミングア…
  • 6
    機内で「人生最悪」の経験をした女性客...後ろの客の…
  • 7
    イラン攻撃のさなか、トランプが行った「執務室の祈…
  • 8
    ファラオが眠る王家の谷に残されていた「インド系言…
  • 9
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 10
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 6
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 8
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 9
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 10
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中