米国防長官、アジア各国と会談 安保協力強化で中国けん制
 
        	10月31日 東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議(ADMMプラス)に出席するためマレーシアを訪れているヘグセス米国防長官(写真)は31日、中国、インドを含む2国間会談を開始した。写真は15日、ベルギー・ブリュッセルで撮影(2025年 ロイター/Yves Herman)
Danial Azhar
[クアラルンプール 31日 ロイター] - 東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議(ADMMプラス)に出席するためマレーシアを訪れているヘグセス米国防長官は31日、中国、インドを含む2国間会談を開始した。地域の安全保障関係の強化を図る狙いがある。
中国の董軍国防相との会談では、米国は「自国の国益を断固として守り」インド太平洋で力の均衡を維持する考えを伝え、南シナ海や台湾周辺での中国の活動に懸念を表明した。
また、インドのシン国防相と新たな10年間の防衛協力枠組みに署名し、「地域の安定と抑止力の要だ」と評価した。両氏はインドによる米国製軍事装備の調達計画の見直しについても協議する見通しだ。
関係筋によれば、ヘグセス氏はインドネシア、フィリピン、タイの国防相とも会談を予定している。
29日にはマレーシアのモハメド・カレド・ノルディン国防相と会談し、南シナ海の海上安全保障に取り組む方針を確認した。







 
 
 
 
 
     
 
     
 
     
 
     
 
     
 
     
 
     












