過去の飲酒運転1回で、グリーンカード保持者も国外追放...トランプ「移民狩り」の新法案
Green Card Holders May Face Deportation for This Offense Under GOP Proposal
現時点で可決の予定は未定だが
一方で、移民弁護士や擁護団体は、法案の文言が過去の行為や、これまで強制送還の対象とされなかった自白をも巻き込む可能性があると警鐘を鳴らしている。
ロサンゼルスを拠点とする弁護士、ジョセフ・ツァンは25日、本誌に対し、「この法案は最終的にいくつかの修正を経て成立するだろうと思っている。それによって多くのグリーンカード保持者とその家族に大きな苦しみがもたらされるだろう」と述べた。
さらに、ツァンは「たとえ10年前の飲酒運転であっても、グリーンカード保持者が強制送還されるようになる! もしこの法案が成立すれば、グリーンカード保持者、留学生、H-1B労働者などのアメリカ市民でない人々は、過去に飲酒運転歴があるだけで入国不可および強制送還の対象となってしまう」とSNSに投稿した。
「地域社会の安全を守るという目的は、我々全員が共有するものだ。しかし、問題の核心は、釣り合いが取れているのか、手続きはどうか。この法案は背景を無視している。更生の可能性を無視している。適正手続きを無視している」
また、移民専門の法律事務所ランダーホルム・イミグレーションは、「この法案で最も衝撃的な点の1つは、有罪判決がなくても標的になり得るということだ。もし過去に飲酒運転を認めたことがあれば、それだけでアメリカへの入国が拒否される可能性がある。たとえ起訴が取り下げられていても。たとえ司法取引に応じていても。たとえそれが何年も前のことであっても。この基準は極めて広範かつ厳格だ」と、クライアント向けにオンライン通知で注意を呼び掛けた。
「この法案によって、たとえ一度きりの違反であっても、ほぼすべての飲酒運転が深刻な移民問題を生じさせることとなる。これはグリーンカード保持者、非正規移民、ビザ申請者や在留資格調整申請者、海外旅行からの帰国者にも影響を及ぼす」
この法案は、下院通過を経て現在上院で審議中だ。法律として成立するには、上院でのさらなる立法措置および大統領の署名が必要となる。現時点では可決の予定時期は未定となっている。
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