なぜ女性の健康は「後回し」にされてきたのか?...もっと多くのSTEM分野で「見えない格差」を乗り越える
The Time Is Now for Women and Girls in STEM | Opinion
STEM分野にもっと多くの女性を
変革は、まず内側から始めなければならない。
医学部の学生の半数を女性が占めるようになるなど、進展は見られるものの、道のりはまだ長い。いまだ臨床医の3人に1人しか女性はいない。また、男女間の収入格差は非常に大きく、40年のキャリアで男性医師よりも女性医師は約200万ドル(約3億円)も生涯年収が少ないとされる。
しかも、女性医師による診療を受けた患者の方が、死亡率・再入院率ともに低いという研究結果があるにもかかわらず、こうした格差是正の動きは進んでいないのだ。
変化を望むならば、私たちは次のようなことを実践しなければならない――
「アメリカ医学女性協会(AMWA)」や「ウィメン・イン・メディシン(Women in Medicine)」といった、女性医師の団体を支援する。賃金の透明性を求めて声を上げる。政策決定者に働きかける。そして、STEM(科学・技術・工学・数学)分野に関心をもつ少女たちの背中を押す。
彼女たちは、これまでになく、社会に必要とされている存在なのだから。
テリー・L・フィリップス(Terri L. Phillips)
医学博士、米国小児科学会専門医、メルツ・エステティックス社(Merz Aesthetics)で5年以上にわたり、最高医療責任者(CMO)を務めている。
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