一帯に轟く爆発音...空を横切り、ロシア重要施設に突っ込むウクライナ無人機の「正確無比」な攻撃シーン
Video Shows Direct Strike On Sanctioned Russian Military Factory
キーウ・インディペンデント紙によると、攻撃は高価な輸入機器(数値制御工作機械など)が設置されている施設に命中したという。2回目の攻撃は電子機器の製造所となっている別の建物に着弾した。この施設はEU、アメリカ、日本の制裁対象となっている。
ロシアの独立系メディア「アストラ(Astra)」がソーシャルメディアに投稿した映像には、無人機が空を横切り、建物に命中して爆発を引き起こす様子が映っているとされる。
他のネットユーザーもこの動画をシェアしており、そのうち一つの投稿は、使用された無人機が「シャヘドタイプ」だと指摘している。
スタブロポリ地方のウラジーミル・ウラジーミロフ知事は攻撃を認めたが、死傷者は出ておらず、小規模な火災があったと述べた。
ロシア国防省は、同国軍が国内8地域でウクライナの無人機54機を撃墜したと発表したが、スタブロポリ地方での迎撃については言及しなかった。
親ウクライナ派のOSINT(オープンソース・インテリジェンス)アカウントの@Tatarigami_UAはX(旧ツイッター)で、施設の一部建物は深刻な構造的損傷を免れたようだが、局地的な火災が確認されたと述べた。
同施設は軍事・民間両分野に供用されており、イランのブシェール原子力発電所向けの電気防食装置なども供給していたと投稿には記されている。