「戦争の様相を変えた」ドローン...さらなる大量投入に賭けるウクライナ、希望を託す「新型」とは?

ウクライナ軍とロシア軍が対峙(たいじ)する最前線地帯は幅約10キロメートルにわたってドローンがひしめき合っており、ウクライナ兵は「殺戮(さつりく)ゾーン」と呼ぶ。写真はFPV(ファースト・パーソン・ビュー、一人称視点)のドローンを準備するウクライナ兵。5月8日、同国中部ドニエプロペトロフスク州の前線付近で撮影(2025年 ロイター/Alina Smutko)
「どこもかしこもドローンだらけ。ドローンしか存在しない。大量のドローンだけだ」──負傷治療のため前線から後送されたウクライナ軍の35歳の「イワン」と名乗る小隊長は、様相が一変した現代の戦争を疲れた表情でこのように表現した。
前線には自爆型から監視用、爆撃用、迎撃用までさまざまな種類のドローンが非常に多く飛び交っている。
ウクライナが今年に入ってからロシア軍の前進を食い止め、攻撃企図をくじくことが可能だと信じる主な根拠がこれらの安価で強力なドローンであることが、ウクライナ軍の司令官や政府高官、国防にかかわる武器メーカーなどへの取材を通じてみえてくる。
ウクライナ軍とロシア軍が対峙(たいじ)する最前線地帯は幅約10キロメートルにわたってドローンがひしめき合っており、ウクライナ兵は「殺戮(さつりく)ゾーン」と呼ぶ。なぜなら両軍が展開する遠隔操作の無人機(UAV)が素早く標的を発見し、無力化できるからだ。
前線で戦う2人のウクライナ軍司令官は、かつてないほど大量のドローンを投入する形に戦争が進化したことで、兵力や大砲・戦車数でのロシア軍の優位が帳消しになっていると説明した。
もはや前線付近で活動する大型車両はドローンにとって格好の餌食でしかないので、ロシア軍は2022年に成功したような、装甲車両を連ねて急速な前進を図ることが不可能になった──各司令官や、前線配置のドローン操縦者1万5000人以上が取得した動画データを集約する非営利デジタルシステム「OCHI」創設者のオレクサンドル・ドミトリエフ氏はこう分析する。
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