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核交渉

トランプの交渉再開の誘いを無視し続ける金正恩の思惑

North Korea Ignores Trump's Overtures

2025年7月3日(木)19時12分
マイカ・マッカートニー

この社説が掲載されるわずか2日前、トランプは金との「良好な関係」を誇示した。ただし、金と実際に連絡を取っているかどうかについては肯定も否定もしなかった。

トランプはまた、北朝鮮と韓国の間で紛争が勃発した場合にも自分がそれを解決できると自信を示した。朝鮮戦争は正式な和平協定ではなく休戦協定によって戦闘が停止している状態であり、厳密には両国は今なお戦争状態にある。

北朝鮮専門サイトの「NKニュース」は6月11日、トランプが対話再開の道を模索すべく、金に宛てた書簡を作成したと報じた。同メディアが引用した「事情に詳しい高官筋」によれば、アメリカ側はこの書簡をニューヨークに駐在する国連担当の北朝鮮担当官に渡そうとしたものの、北朝鮮側が受け取りを拒否したという。

対話再開にあたっての北朝鮮側の条件は分かっていないが、アナリストらは、北朝鮮は完全な非核化を要件とするいかなる取引も受け入れないだろうという見方で一致している。

ロシアとウクライナの戦争が続き、中東ではイランとイスラエルの紛争を受けて緊張が高まるなか、北朝鮮問題はホワイトハウスの当面の優先課題からは外れる可能性が高い。

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