英政府は、戦術核兵器を搭載できる米ロッキード・マーチン製の最新鋭ステルス戦闘機「F35A」と12機調達すると発表した。スターマー首相は「極めて不確実な時代において、もはや平和を当然視することはできない」と表明した。

オランダ・ハーグで24日に開幕した北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせて発表した。国防費と安全保障支出を2035年までに国内総生産(GDP)比5%へ引き上げる方針も示している。

英国の核戦力は現在、潜水艦発射型の戦略核ミサイル「トライデント」のみ。空中発射型の核戦力は1998年に手放していた。

英政府は、F35Aを確保することにより、有事にはNATO向けに核兵器を輸送できると説明した。ルッテNATO事務総長は英国の貢献を称賛した。

英政府関係者によると、F35Aの価格は1機当たり約8000万ポンド(1億0900万ドル)で12機の調達コストは10億ポンド弱になる。別の政府筋によると、米国は英に戦術核爆弾B61を供給する予定という。



[ロイター]
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