米軍がイランの核施設にバンカーバスター、トマホークで攻撃「和平に応じなければ再び攻撃する」
イランのアラグチ外相は22日、Xを通じ、米国は国連憲章などに反したと訴えるとともに、イランは自国を守るためにすべての選択肢を有していると表明。核施設への攻撃は「言語道断であり、永続的な影響をもたらす」と投稿した。
イラン国営テレビのコメンテーターは、地域にいるすべての米国市民や米軍が今や正当な標的になっていると語った。
イラン外務省は、外交プロセスが進んでいる最中に米国がイランに対する戦争を開始したことを世界は忘れてはならないと表明。国際機関に対し、今回のあからさまな攻撃に沈黙することは世界を前例のない広範囲な危険にさらすだろうと訴えた。
<イスラエル首相「歴史を変える」と称賛>
ネタニヤフ氏は演説し、トランプ氏が「大胆な決断」を下したと称賛し、「歴史を変える」と述べた。
イスラエルの公共放送KANは同国当局者の話として、米国の攻撃についてイスラエルはワシントンと「完全に連携している」と伝えた。
ホワイトハウス高官によれば、トランプ氏は攻撃後にイスラエルのネタニヤフ首相と電話で会談した。
国連のグテレス事務総長は、米国によるイラン攻撃を「危険なエスカレーション」と指摘し、「国際的な平和と安全に対する直接的な脅威だ」と表明した。