あまりの近さにネット唖然...ハイイログマを「超至近距離」から撮影する観光客に批判殺到 「なぜ安全だと？」

イエローストーン国立公園の広報担当者は本誌の取材に対し、「野生動物には決して近づいてはいけません」と述べた。「イエローストーンの動物たちは野生であり、どれほど穏やかに見えてもその行動は予測不可能です」

「野生動物の最も安全な（そして多くの場合、最も良い）観察方法は車の中から見ることです。常に、クマやオオカミは少なくとも100ヤード、バイソンやヘラジカを含むその他の動物は少なくとも25ヤード（23メートル）離れるべきです」

国立公園局のウェブサイトには次のように書かれている。

「国立公園の規則ではクマから少なくとも100ヤード離れなければなりません（ただし、安全な車内にいる場合は除く）」

「公園奥の山道から間欠泉オールド・フェイスフル周辺の遊歩道や駐車場まで、イエローストーン全域がクマの生息地です。身の安全は保証できませんが、あなたは、あなた自身とクマたち（人々がこの地を訪れる目的）を守るため、積極的に行動することはできます」

安全対策としては、クマよけスプレーを携帯する、グループで音を出しながら歩く、クマに餌を与えない、といったことが推奨されている。