大統領はどこまで「株安許容」するのか?...なお残る「トランプ・プット」期待
FRBも動けず
FRBが市場を支える行動をするという市場の期待も打ちのめされている。
トランプ氏は4日、FRBのパウエル議長に利下げを求め、今が利下げの「最も適した時期」だと訴えた。しかしパウエル氏は同日、新たな関税は経済成長を鈍化させると同時に物価を押し上げる公算が大きいとして利下げを急がない姿勢を示し、株価の下げ率は5%を超えた。
ノムラ(ニューヨーク)の先進国市場チーフエコノミスト、デービッド・シーフ氏は「市場はなお多大な不確実性を消化しているところで、トランプ氏とパウエル氏が株価反発につながる助け船をすぐに出さないと明確に表明した事実も消化中に思える」と述べた。
物価が上昇すれば、以前の株安や経済悪化時にFRBが打ち出せた支援措置が使えなくなる恐れがある。これはFRBによる市場救済、いわゆる「FRBプット」が当面視界から外れることを意味する。
カーソン・グループのチーフ市場ストラテジスト、ライアン・デトリック氏は「FRBとトランプ氏のどちらが先に動くだろうか。FRBは現状の物価と雇用情勢を踏まえ、すぐには何もしないのが好ましいとの立場をはっきりさせている。何か(市場にとって)良いニュースを提示する点では、政治家たちが先に動かざるを得なくなりそうだとわれわれは考えている」と話した。


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