「まるでタイムカプセル」...海底2600mに沈んだ大昔の船から見つかった、大量の「積み荷」とは?
Military Discovery Miles Below Sea Surface Has Archaeologists Stunned
沈没船から見つかった積み荷とは?(写真はイメージ) Diman_Diver-shutterstock
<「カマラ4」と名付けられた沈没船は、今年3月にフランス海軍に発見された>
フランス領海で発見された最も深い場所にある沈没船、「カマラ4」。3月にフランス海軍に発見された長さ約30メートル、幅約7メートルとなるこの商船は、サン=トロペ近くのラマチュエル沖、地中海の海底約2600メートルの深さに沈んでいる。
そして最近、カマラ4とともに沈んだ500年以上前の「積み荷」の詳細が徐々に明らかとなり、注目を集めている。
【動画】沈没船から見つかった、保存状態が良好すぎる「積み荷」
カマラ4は16世紀の船と見られている。注目すべきは、船体と積み荷の保存状態が極めて良好である点だ。同船を発見したフランス海軍も、この発見は前例のないものだとした上で、貴重な研究の機会を提供するものだと語る。
フランス海軍は、南東部のフランス沖で「海底の管理」を目的とした作戦を実施していた際、海底で大きな構造物を探知。水中カメラにより、それが地図に載っていない沈没船であることが判明した。
その後、フランス文化省の水中・海底考古学調査局によってそれがフランス沖で確認された中で、最も深い場所に沈んだ沈没船だと確認された。






