最新記事
野生動物

近すぎる! 巨大ワニの目の前で泳ぐ女性の動画に批判...「本当に危険なのはそのワニじゃない」の指摘も

Internet Goes Into Meltdown as Woman Swims in Mexican River Near Crocodile

2025年3月1日(土)16時09分
マリア・アズーラ・ヴォルペ
メキシコの川に生息する野生のワニ

Alexander Machulskiy/Shutterstock

<メキシコの川で旅行者の女性が撮影した映像には、巨大な野生のワニの姿が。さらに、ほかにも彼女から見えない場所に多くのワニが潜んでいると警告する声も>

オランダ人のバックパッカーの女性がメキシコの川で泳ぐ動画をSNSに投稿したのだが、見た人たちからは驚きの声が上がっている。水につかる彼女のすぐそばで、大型のワニがじっと彼女を睨んでいる姿が映っていたからだ。

■【動画】なぜそんなバカな真似を...巨大ワニの目の前で泳ぐ旅行者の動画に「想像力の欠如」と批判が殺到

メキシコのトゥルムを訪れたTikTokユーザー@evasuijleは、茂みの中から睨んでいるワニが数メートル先にいるにもかかわらず、川に入って笑顔でカメラに手を振る動画を投稿した。「地球の反対側で母が私の安全を祈っている中での私」と投稿者は書き、キャプションには「少なくとも、このワニはベジタリアンだ」と記している。

食物連鎖の頂点に立つ「頂点捕食者」

投稿者の母親が心配したのも当然かもしれない。ワニは実際にはベジタリアンではない。ワニは肉食性で、魚、鳥、哺乳類、他の爬虫類など、主に肉を食べる。食物連鎖の頂点に立つ「頂点捕食者」で、強力な顎で自分よりもはるかに大きな獲物を捕らえ、食べることができる。

動物の情報サイト「Vet Explains Pets」にジェス・カーク博士が寄稿した記事によると、ワニは日和見的で、その場で得られるものを食べ、唯一の食料源が植物であれば植物を食べることもあるという。

インタビュー
現役・東大院生! 中国出身の芸人「いぜん」は、なぜ「日本のお笑い」に挑むのか?
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

為替は様々な要因を背景に市場において決まるもの=高

ワールド

スペイン、内燃エンジン車販売禁止計画の堅持要請 欧

ビジネス

米コカ・コーラ、英コスタ・コーヒー売却計画が破談の

ワールド

韓国警察、旧統一教会本部などを捜索 議員らへの金品
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の展望。本当にトンネルは抜けたのか?
  • 2
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジアの宝石」の終焉
  • 3
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 4
    南京事件を描いた映画「南京写真館」を皮肉るスラン…
  • 5
    極限の筋力をつくる2つの技術とは?...真の力は「前…
  • 6
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 7
    トランプが日中の「喧嘩」に口を挟まないもっともな…
  • 8
    大成功の東京デフリンピックが、日本人をこう変えた
  • 9
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 10
    世界最大の都市ランキング...1位だった「東京」が3位…
  • 1
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 2
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 3
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の脅威」と明記
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 6
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 7
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 8
    人手不足で広がり始めた、非正規から正規雇用へのキ…
  • 9
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 10
    首や手足、胴を切断...ツタンカーメンのミイラ調査開…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中