ロシア、「百万本のバラ」歌手の外国代理人指定を検討 侵攻批判
3月29日、ロシア検察当局は、「百万本のバラ」などのヒット曲で知られる国民的ポップ女性歌手アラ・プガチョワさん(74、写真中央)を国家の敵を意味する「外国の代理人」に指定するよう法務省に要請した。2022年9月、モスクワで撮影(2024年 ロイター/Shamil Zhumatov)
ロシア検察当局は、「百万本のバラ」などのヒット曲で知られる国民的ポップ女性歌手アラ・プガチョワさん(74)を国家の敵を意味する「外国の代理人」に指定するよう法務省に要請した。
プガチョワさんはロシアのウクライナ侵攻を批判しており、2022年には、偽りの目的のために兵士が殺害され、一般国民に負担がかかり、ロシアがのけ者になっていると発言。
大統領府のペスコフ報道官はこの問題に関する公式発表は承知していないと述べた。キプロスに滞在していると思われるプガチョワさんはすぐにコメントしていない。
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は00年にプガチョワさんを「ロシアンポップスの女神」と評している。
22年に夫でコメディアンのマクシム・ガルキンさんが外国の代理人に指定されたことを受け、連帯のため自分も指定するよう国に要請している。
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