「テキサス州は30年以内に独立国になる」と明言...テキサス・ナショナリスト運動の「主張」
TEXIT DREAMS
彼によれば「一つ星の州」(テキサス州の俗称)は「恐らくアメリカで唯一、一体感のある場所」だ。州民投票の実現には「共和党内の政治的変化」が必要で、それに伴う法廷闘争は最高裁までもつれ込む可能性があると主張した。
非常に厳しい道のりになることは、クボートルップも認める。だが「100年前は世界の国は数十カ国だった」と語る。「今は195ほどある。新たな国家を造ることは、そこまで不可能というわけではない」
テキサスの共和党には、あからさまではないが、分離独立を意識した発言をする著名政治家も少なくない。ただしテッド・クルーズ上院議員は、まだ慎重な姿勢を見せている。
クルーズは21年11月にテキサスの独立について聞かれたとき、「まだアメリカに見切りをつけていない」と答えている。「もし民主党がアメリカを根本から破壊し、最高裁をリベラルの判事だらけにし、首都ワシントンを州に変えて、選挙を連邦政府の管轄にし、投票詐欺を大幅に拡大したら、そのときはアメリカに本当に失望するかもしれない」
右派の妄想にすぎない?
テキサス大学オースティン校のテキサス政治プロジェクトのジェームズ・ヘンソン所長は、テキサス独立論は本気で検討されているプロジェクトというより、共和党内の政治談義の1つにすぎないと語る。
ブレグジット(イギリスのEU離脱)をもじって、テクシット(テキサスのアメリカ合衆国離脱)を呼びかけるテキサス・ナショナリストたちは、「現実と懸け離れた妄想と象徴的なポーズを掲げる人々だ」と、ヘンソンは語る。「共和党の党組織は、理解不能な極論を唱える分子がたむろする場所になってしまった。ここでは一般では通用しないような話が真剣に議論されている」
それでも彼らは、「地域によっては、党を右傾化させ、テキサス独立のような非現実的な構想に注目を集めることに成功している」と、ヘンソンは懸念する。
だがTNMを率いるミラーは、テキサス・ナショナリズムは右派の大義にすぎないという見解に反論する。「独立運動を成功させるためには、本質的に超党派的な運動でなければならない」。実際、ミラーは05年にTNMを立ち上げる前、イギリスからの独立を問う住民投票を実施したスコットランドや、スペインのカタルーニャ州、カナダのケベック州など、世界各地の分離独立運動を2年間かけて研究したという。
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