バイデンがトランプ陣営から学ぶべきこれだけのこと
How to Beat Trump

計91件の罪状で起訴されていても、大統領候補になりそうなトランプ MIKE SEGARーREUTERS
<予備選で圧勝する前大統領、2期目を防ぐため、民主党はなりふり構わずトランプの「悪」を暴け>
アメリカでは今秋の大統領選に向けて、民主・共和両党の指名候補を決めるための予備選が始まっている。
共和党では、ドナルド・トランプ前大統領が、選挙戦のカギを握ると言われるアイオワ州での圧勝に続きニューハンプシャー州でも勝利し、対立候補のニッキー・ヘイリー元国連大使が指名を勝ち取るのはかなり厳しくなってきた。
トランプが再び大統領になる可能性など、想像するのも難しい驚愕すべき事態だが、民主党はショックを受けている場合ではない。11月の本選でトランプを負かす戦略づくりに本腰を入れる必要がある。
なにしろ複数の世論調査によれば、再選を目指す民主党のジョー・バイデン大統領は、苦戦どころか、激戦州における支持率でことごとくトランプを下回っている。
この流れを覆すために、バイデン陣営は、2016年大統領選の直後から盛り上がった「レジスタンス(抵抗運動)」の精神を復活させるとともに、トランプと暴力的な過激派との結び付きを明確に示し、トランプが再選されれば何が起きるかを、有権者に具体的に示す必要がある。もちろん、バイデンが再選されたら民主党は何をするつもりなのかについて、一貫したビジョンを示すことも重要だ。
16年の大統領選でトランプが勝利してから、2年後の中間選挙(特に連邦下院)で民主党が多数派を奪還するまで、民主党は過去に例がないくらい一丸となって戦った。
ソーシャルメディアには「レジスタンス」という言葉があふれ、それまでは選挙のとき以外は政治的な活動には一切関わってこなかった一般の民主党支持者たちまでが、党を挙げての「打倒トランプ」キャンペーンに加わった。
トランプが大統領就任早々に打ち出した政策は、この運動を盛り上げた。17年1月のムスリム禁止令(イスラム教徒の入国を制限する大統領令)、自分の思いどおりに動かないジェームズ・コミーFBI長官の更迭、オバマケア(医療保険制度改革)を廃止に追い込む試み、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記との稚拙な核外交など、いちいち大きな議論を巻き起こす政策ばかりだった。
民主党があの頃の闘志と結束を取り戻すのは難しいかもしれないが、不可能ではない。そのためには、無党派層に近い有権者や、初めて大統領選に投票する若い有権者を取り込む戦略が必要だ。
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