ショー文化の本場を沸かす「ヨーヨーアーティスト」Naotoが示した夢のかなえ方

courtesy Naoto
<国内外の大会で50個以上の受賞歴。その成功は、地道な努力と緻密な戦略に裏付けられていた。本誌「世界が尊敬する日本人100」特集より>
【訂正】本記事は8月15/22日号28ページの「ショー文化の本場をヨーヨーで切り開く」(ヨーヨーアーティストのNaotoさん)の転載です。雑誌掲載時の写真は別人でした。確認が不十分であり、おわびいたします。こちらに本人の写真を掲載します。
好きな仕事を見つけるのも、夢を追いかけ続けるのも、容易なことではない。でも、世界を舞台に活躍する「ヨーヨーアーティスト」のNaotoは、好きな仕事をしながら夢を追いかけている1人だ。ヨーヨーと言えば、誰しも幼少時代に遊んだ記憶があるのではないか。Naotoが得意とするのは、ヨーヨー本体とひもが離れる「オフストリング」というスタイルだ。
音楽に合わせて軽快に体を動かし、ヨーヨーを操る。正確性とリズム感が求められる演技は圧巻の一言。おもちゃのヨーヨーも、彼の手にかかればアートに生まれ変わる。
Naotoは高校を卒業後、アルバイト生活を経て、日本唯一のサーカスアーティスト養成所「沢入国際サーカス学校」に入学。パフォーマーとしての技術を本格的に磨き始めた。
2009年と11年に、ワールド・ヨーヨー・コンテストのオフストリング部門で優勝を果たし、国内外の大会で50個以上の受賞歴を誇る世界的パフォーマーへと成長。14年にはドイツへ渡り、ショービジネスが盛んなヨーロッパに挑戦の舞台を移した。
世界一に輝くことが、成功を意味するわけではない。ショービジネスの世界で生きていくためにはカリスマ性やスキル、創造性はもちろん、ビジネスセンスも欠かせない。パフォーマーとしてのキャリアには確かな戦略が不可欠だ。
その点、Naotoは明確なビジョンを持っていた。
筆者は過去2回、ドイツのキャバレーで彼の演技を鑑賞した。キャバレーは20世紀に栄え、今もミュージカルや寸劇を楽しめる場として親子連れの人気も高い。
なるほど。EUの中央に位置するドイツを拠点にすれば、欧州全土で活動がしやすい。キャバレーをはじめショービジネスが根付く文化圏なら活躍の場も幅広く存在する。彼の活躍は、地道な努力と緻密な戦略に裏付けられている。
夢は多種多様で、かなえ方も人それぞれ。世界を舞台に活躍するNaotoは、日本人に一つの解を示してくれている。
Naoto
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