最新記事

事件

「ぞっとする...」「最悪の部外者」スクールバス床下から3.3mのニシキヘビが捕獲される

2022年11月9日(水)19時50分
青葉やまと

スクールバスの床下からニシキヘビがあらわらる NYpost-YouTube

<通学用バスの床下から、体重80kg、胴回りは50cmのヘビが発見された。通報を受けて駆けつけた森林局職員がニシキヘビにロープをかけ、床下から引き出そうとする様子が収められた......>

最も安全であるべきはずのスクールバスに、最も出会いたくない部類の動物であるニシキヘビが出現した。

巨大な蛇が発見されたのは、インド北部・ウッタルプラデーシュ州のラーエ・バレリの街だ。インターナショナル・スクールの通学用バスの床下に、全長3.3mの大蛇が潜んでいた。

胴回りは50cmを越えようかという巨体となっており、体重は人間にも匹敵する80キロだ。床下の動力部に侵入していたところを発見され、1時間に及ぶ格闘の末に捕獲された。

インド森林局のスサンタ・ナンディア氏が投稿した動画には、通報を受けて駆けつけた森林局職員がニシキヘビにロープをかけ、床下から引き出そうとする様子が収められている。

>>■■【動画】インドネシアで女性を丸呑み、スクールバスの床下から......、ニシキヘビの衝撃映像

1時間の格闘の末に......

職員はバス車内に立ち入り、床下のエンジン部ヘとつながるハッチを通じてヘビを引き出そうとしている。ヘビの胴体に太いロープをかけて力一杯引くが、巨大なヘビは頭と胴体の一部を床下に隠したまま頑なに抵抗を続ける。

職員が掛けたロープがヘビの胴体に食い込み、きつく締め付けている。一方のヘビも体を複雑にくねらせ、捕らえられまいと必死だ。

だが、1時間の格闘の末に職員が勢いをつけてロープを幾度も引くと、ヘビはじりじりと引き出される形に。職員が力を込めて2度、3度と追い討ちをかけると、ついに床下から巨大な全身を現した。

ヘビが完全に引き抜かれると同時に、スクールバスを取り囲んで成り行きを見守っていた人々からは歓声が上がった。ヘビは捕獲後、野生に還されたという。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

ロシア、EUが凍結資産を接収すれば「痛みを伴う対応

ビジネス

英国フルタイム賃金の伸び4.3%、コロナ禍後で最低

ビジネス

ユニリーバ、第3四半期売上高が予想上回る 北米でヘ

ワールド

「トランプ氏は政敵を標的」と過半数認識、分断懸念も
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 2
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺している動物は?
  • 3
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシアに続くのは意外な「あの国」!?
  • 4
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 7
    汚物をまき散らすトランプに『トップガン』のミュー…
  • 8
    ハーバードで白熱する楽天の社内公用語英語化をめぐ…
  • 9
    国立大卒業生の外資への就職、その背景にある日本の…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 1
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 2
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号返上を表明」も消えない生々しすぎる「罪状」
  • 3
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多い県」はどこ?
  • 4
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 5
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 6
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシ…
  • 7
    本当は「不健康な朝食」だった...専門家が警告する「…
  • 8
    日本で外国人から生まれた子どもが過去最多に──人口…
  • 9
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 10
    「認知のゆがみ」とは何なのか...あなたはどのタイプ…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 4
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 5
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中