イスラム教指導者、裏の顔はテロ組織メンバー インドネシア、宗教関係者らに大きな衝撃
聖職者とテロリスト、2つの顔をもつ男アフマド・ザイン容疑者 KOMPAS TV /YouTube
<ムスリムに大きな影響力をもつ指導者は、バリ島爆破事件を実行したテロ組織の非公式幹部だった──>
インドネシアのイスラム教指導者組織のメンバーが国家警察にテロ関連容疑で逮捕されるという衝撃的な事件が起きた。
国家警察の対テロ特殊部隊デンスス88は11月16日、イスラム指導者組織であるインドネシア・ウラマー評議会(MUI)の上級学者アフマド・ザイン・アン・ナジャ容疑者をテロ関連法違反容疑で逮捕したことを明らかにした。
国家警察によると16日、首都ジャカルタの東にある西ジャワ州ブカシの自宅で他の2人の容疑者とともに逮捕されたアフマド・ザイン容疑者は、国際テロ組織アルカイダと関連があるとされるインドネシアのテロ組織ジェマ・イスラミア(JI)の資金調達に関連していた容疑がもたれている。
具体的には「JI」に活動資金を提供するためにアフマド・ザイン容疑者らが慈善団体を設立して資金を集めていたというもので、集まった資金は「JI」が新たなメンバーを獲得する際に使われたとされている。
この慈善団体は社会支援や教育援助という表向きの看板を掲げて、各地に「募金箱」を設置。市民の善意、浄財を資金として集め、それをテロ組織に提供していたという。
国家警察ではアフマド・ザイン容疑者はMUIの幹部でありながら同時に「JI」の非公式幹部会のメンバーとしての顔ももっていた可能性があるとみて追及している。
「JI」は1993年にマレーシアで設立され、精神的指導者とされるイスラム教指導者のアブ・バカル・バシル師の下で勢力を拡大。2003年にインドネシア政府から非合法テロ組織の指定を受け、治安当局による摘発が続いている。
2002年10月にバリ島の繁華街で外国人観光客を含む202人が犠牲となった爆弾テロ事件をはじめ、2003年8月にジャカルタ市内の米国系高級ホテルでの爆弾テロ(12人死亡)、2004年のオーストラリア大使館前での爆弾テロ(9人死亡)などが「JI」の犯行とされ、インドネシアではもっとも過激で危険なテロ組織と認識されている。
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