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中台関係在リトアニア中国大使館、台湾めぐり領事業務を停止 ただし発表文は間もなく削除
在リトアニア中国大使館は「技術的な理由」により当面、領事業務を一時的に停止したと発表した。ビリニュスで2018年5月撮影(2021年 ロイター/Ints Kalnins)
在リトアニア中国大使館は25日、「技術的な理由」により当面、領事業務を一時的に停止したと発表した。ただ、ウェブサイトに掲載された声明は公開から間もなくして削除された。
中国外務省は21日、リトアニアとの外交関係をこれまでの大使級から代理公使級に格下げしたと発表している。台湾が今月、「台湾」の名を冠した事実上の大使館である代表機関をリトアニアに設置したことを受けた措置。
大使館の声明は1336GMT(日本時間午後10時36分)にウェブサイトで公開されたが、1400GMTには削除された。
中国商務省のShu Jueting報道官は25日、リトアニアとの外交関係を格下げしたことについて聞かれ、リトアニアの対応は両国企業の信頼感に深刻な影響を与えており、その責任を負うべきだと述べた。
リトアニアに誤った決定を直ちに訂正し、「一つの中国」原則へのコミットメントを果たすよう求めるとした。
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