最新記事

リバウンド

小池知事「まん延防止措置の適用要請」 東京都8日のコロナ新規感染545人、前週比114.7%

2021年4月8日(木)15時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

都内で新たに545人の新型コロナウイルス陽性者が確認され、小池百合子東京都知事(写真)は、東京都のモニタリング会議で、都として政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請した。写真は都内で昨年11月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

東京都は8日、都内で新たに545人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。

昨日の555人から10人減少したが、先週の木曜4月1日の475人から70人の増加となっている。7日間移動平均の新規陽性者数では427人で前週比114.7%に増加。感染状況はリバウンドが加速している。

小池知事「まん延防止措置の適用要請」

こうした状況を受けて小池百合子東京都知事は8日、東京都のモニタリング会議で、都として政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請した。

小池知事は都民に向けて、都県境を越える外出を控えるよう求めた。特に変異株によって感染が拡大している大都市圏との往来を控えるよう要請した。あらためてマスクの着用、事業者にはテレワーク・時差通勤などの徹底を呼び掛けた。

8日に確認された陽性者の内訳は、
10歳未満:4人(約1%)
10代:29人(約5%)
20代:173人(約32%)
30代:103人(約19%)
40代:86人(約16%)
50代:66人(約12%)
60代:35人(約6%)
70代:26人(約5%)
80代:15人(約3%)
90代:8人(約1%)
となっている。また65歳以上の高齢者は60人となっており、全体の11%を占めている。

一方、重症者は前日と同じ41人になっている。

これで東京都内で確認された陽性者の累計は124,450人となった。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米10月求人件数、1.2万件増 経済の不透明感から

ビジネス

次期FRB議長の条件は即座の利下げ支持=トランプ大

ビジネス

食品価格上昇や円安、インフレ期待への影響を注視=日

ビジネス

グーグル、EUが独禁法調査へ AI学習のコンテンツ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 2
    【クイズ】アジアで唯一...「世界の観光都市ランキング」でトップ5に入ったのはどこ?
  • 3
    中国の著名エコノミストが警告、過度の景気刺激が「財政危機」招くおそれ
  • 4
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 5
    「韓国のアマゾン」クーパン、国民の6割相当の大規模情…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    「1匹いたら数千匹近くに...」飲もうとしたコップの…
  • 8
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 9
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 10
    ゼレンスキー機の直後に「軍用ドローン4機」...ダブ…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 6
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 7
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 8
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 9
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 10
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中