最新記事

2020米大統領選

【米大統領選速報】トランプはヒスパニック系の支持上昇 高齢者の支持は低下

2020年11月4日(水)16時38分

エジソン・リサーチが実施した米大統領選の出口調査によると、フロリダ州やテキサス州などの激戦州では、共和党のトランプ候補を支持するヒスパニック系有権者が予想以上に増えている。写真はフロリダ州でキューバの国旗を掲げて街頭でアピールするトランプ支持者たち。11月3日撮影。(2020年 ロイター/Marco Bell)

エジソン・リサーチが実施した米大統領選の出口調査によると、フロリダ州やテキサス州などの激戦州では、共和党のトランプ候補を支持するヒスパニック系有権者が予想以上に増えている。

フロリダ州の出口調査によると、同州ではトランプ候補と民主党のバイデン候補が、ヒスパニック系有権者の票を分け合う形となっている。

トランプ氏は、前回2016年の大統領選では、ヒスパニック系有権者の票の4割しか獲得できなかった。

トランプ氏が獲得する非白人票は全体の3割となる見通し。2016年の大統領選では2割にとどまっていた。

白人票では、トランプ氏が優位に立っている。白人有権者の6割はトランプ氏に投票したと回答。この比率は2016年の大統領選と同水準だ。

トランプ陣営は、フロリダ州南部でキューバ系有権者の支持を獲得することを最優先課題に掲げ、キューバとベネズエラに対する政権の強硬姿勢を強調していた。

一方、テキサス州の出口調査では、ヒスパニック系有権者の4割がトランプ氏に投票としたと回答。前回2016年の大統領選では3割だった。

エジソンが全米で実施した出口調査によると、非白人の間ではバイデン氏を支持する有権者が多いが、トランプ氏を支持する非白人の比率は、前回2016年の大統領選からやや上昇している。

出口調査によると、アフリカ系有権者の11%、ヒスパニック系の31%、アジア系の30%はトランプ氏に投票。いずれも前回2016年の大統領選から3%ポイント上昇した。

共和党地盤でバイデン氏に鞍替えも

一方、エジソンの出口調査によると、伝統的に共和党の地盤だったジョージア、バージニア州では、白人男性と高齢者の間でトランプ氏の支持率が低下しているようだ。

白人男性と高齢者の大多数はトランプ氏を依然として支持しているものの、一部の有権者はバイデン氏支持に鞍替えしたという。

エジソンの出口調査によると、ジョージア州では白人男性の7割がトランプ氏に投票。前回2016年大統領選では8割だった。

ジョージア州では65歳以上の有権者の6割がトランプ氏に投票。前回2016年大統領では7割だった。

最終結果は確定していないが、バージニア州ではバイデン氏の勝利が予想されている。

バージニア州では、大卒未満の白人有権者の6割がトランプ氏に投票。前回2016年大統領選では7割だった。同州では、白人有権者の6割がトランプ氏に投票したが、前回2016年大統領選では7割だった。

バージニア州では、所得10万ドル以上の有権者の6割がトランプ氏に投票した。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます



グラフィック アメリカ大統領選挙開票状況


 

【話題の記事】
・中国はトランプ再選を願っている
・巨大クルーズ船の密室で横行する性暴力


ニューズウィーク日本版 トランプのイラン攻撃
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年3月10号(3月3日発売)は「トランプのイラン攻撃」特集。核・ミサイル開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。アメリカとイランの全面戦争は始まるのか?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米2月ISM非製造業指数、56.1に上昇 3年半ぶ

ワールド

米上院、トランプ氏の対イラン戦争権限制限案を阻止

ワールド

イスラエルと米国が体制転換図れば核施設標的に=イラ

ワールド

プーチン氏、欧州向けガス供給の即時停止を示唆 EU
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 6
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 7
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 8
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 9
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 10
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 9
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中