最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(9日現在)

2020年4月9日(木)12時10分

■英政府、9日に緊急対策会議 都市封鎖措置の見直しを協議

英政府は新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたロックダウン(都市封鎖)措置の見直しについて協議するため、9日に緊急対策会議を開く。スナク財務相が8日、記者会見で明らかにした。

■新型コロナ巡り中国の責任問うにはまだ早い=米国務長官

ポンペオ米国務長官は8日、新型コロナウイルスの感染の実態に関する中国政府の報告が遅いとする米当局者の指摘について、中国にその責任を問うのは時期尚早との考えを示した。

■米スタバ、1─3月期は47%減益の見通し 新型コロナ響く

米コーヒーチェーン大手スターバックスSBUX.Oは8日、第2・四半期(1─3月)は47%減益になるとの見通しを示すとともに、2020年度通年(9月まで)の業績予想を取り下げた。新型コロナウイルスの世界的流行による業績への悪影響は7─9月期まで続くと見込む。

■フランス、都市封鎖を4月15日以降も継続

フランスの大統領府は8日、新型コロナウイルス感染拡大を防止するための都市封鎖(ロックダウン)措置を4月15日以降も継続すると発表した。3月17日に導入された都市封鎖の延長は2度目となる。大統領府はまた、マクロン大統領が13日夜に新型コロナに関して、国民向けに演説を行うと明らかにした。

■英首相、快方に向かっているもよう=トランプ米大統領

トランプ米大統領は8日、新型コロナウイルスに感染して集中治療室(ICU)で治療を受けているジョンソン英首相について、快方に向かっているようだと述べた。

■EU、新型コロナでアフリカや中南米など支援へ 200億ユーロ拠出

欧州連合(EU)は、新型コロナウイルス感染拡大の打撃を受けているアジアやアフリカ、中南米、バルカン地域の国々を支援するため、200億ユーロ以上を拠出すると明らかにした。

■米国の新型コロナ死者1万4600人に、伊に次ぎ世界2位=ロイター集計

ロイターの集計によると、米国の新型コロナウイルス感染による死者が8日、1万4600人に達し、イタリアに次ぎ世界で2番目の高水準となった。7日時点の新たな死者は1900人を超え、1日の報告としては過去最多を記録した。

■ECB総裁、新型コロナ対策で欧州の団結を呼びか

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は8日、新型コロナウイルス対策で欧州がさらに団結する必要があるとの認識を示した。

■米、医療用防護具の輸出差し押さえへ 新型コロナ対応で

米税関・国境取締局(CBP)と連邦緊急事態管理局(FEMA)は8日、医療用のマスクや手袋など主要な防護具の輸出品について、差し押さえた上で、新型コロナウイルス感染拡大防止のために国内にとどめておくべきかどうか判断する方針を示した。

■米、GMとフィリップスに人工呼吸器7.3万台発注 契約11億ドル

米保健福祉省(HHS)は8日、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nとオランダの医療機器・ヘルスケア大手フィリップスPHG.ASに対し、重症化した新型コロナウイルス感染者の治療に必要な人工呼吸器7万3000台の製造を発注した。契約金額は総額11億ドル超。

■米ノババックス、新型コロナワクチン臨床試験を5月半ば開始へ

米バイオテク企業ノババックスNVAX.Oは8日、新型コロナウイルスのワクチン候補を特定し、5月半ばにも臨床試験を開始すると発表した。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

赤沢氏「合意の結論に直ちに結びつかず」、対米交渉を

ワールド

ロサンゼルスで移民の抗議活動、トランプ政権が州兵派

ワールド

コロンビア大統領選の候補者、銃撃される 容疑者逮捕

ビジネス

CPIや通商・財政政策に注目、最高値視野=今週の米
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:韓国新大統領
特集:韓国新大統領
2025年6月10日号(6/ 3発売)

出直し大統領選を制する李在明。「政策なきポピュリスト」の多難な前途

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラドールに涙
  • 2
    ふわふわの「白カビ」に覆われたイチゴを食べても、健康に問題ないのか?
  • 3
    ひとりで浴槽に...雷を怖れたハスキーが選んだ「安全な場所」に涙
  • 4
    猫に育てられたピットブルが「完全に猫化」...ネット…
  • 5
    救いがたいほど「時代錯誤」なロマンス映画...フロー…
  • 6
    コメ価格高騰で放映される連続ドラマ『進次郎の備蓄…
  • 7
    プールサイドで食事中の女性の背後...忍び寄る「恐ろ…
  • 8
    脳も体も若返る! 医師が教える「老後を元気に生きる…
  • 9
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害…
  • 10
    【クイズ】世界で1番「銀」の産出量が多い国はどこ?
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラドールに涙
  • 4
    猫に育てられたピットブルが「完全に猫化」...ネット…
  • 5
    日本の女子を追い込む、自分は「太り過ぎ」という歪…
  • 6
    ウクライナが「真珠湾攻撃」決行!ロシア国内に運び…
  • 7
    ひとりで浴槽に...雷を怖れたハスキーが選んだ「安全…
  • 8
    ペットの居場所に服を置いたら「黄色い点々」がびっ…
  • 9
    50歳を過ぎた女は「全員おばあさん」?...これこそが…
  • 10
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 6
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 7
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 8
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 9
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 10
    猫に育てられたピットブルが「完全に猫化」...ネット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中