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EU、新型コロナウイルス用の防護具・機器が必要数のわずか10%

2020年3月26日(木)09時40分

欧州連合(EU)域内で、従来型のサプライチェーンの供給でカバーしきれる新型コロナウイルス対応で必要な医療用防護具や医療機器がわずか10%であることがEU内部文書から25日明らかになった。ベルギーのリエージュで23日撮影(2020年 ロイター/Yves Herman)

欧州連合(EU)域内で、従来型のサプライチェーンの供給でカバーしきれる新型コロナウイルス対応で必要な医療用防護具や医療機器がわずか10%であることがEU内部文書から25日明らかになった。

同日付の文書によると、EUはここ数週間、医療用マスクや人工呼吸器などの確保に向け奔走しているものの、「欧州における防護具や人工呼吸器などの医療機器の供給や利用可能性は引き続き懸念材料」と警告した。

大半のEU加盟国で、医療防護具の備蓄や生産拡大能力は限られており、必要な防護具が早期に輸入されなければ、状況は悪化する見通しだとした。

医療用防護具の不足は、新型コロナ患者の治療に当たる医療従事者が感染リスクにさらされるほか、患者が医療従事者から感染するリスクも高まる。

実際、欧州で新型コロナ流行が最も深刻なイタリアやスペインでは、医療従事者5000人超の感染が確認されている。これは、イタリアでは感染者全体の約9%、スペインでは13%超に相当する。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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